中小企業の街、東大阪発「一日一語」

言い切りで終わらず、質問や意見も聞く

ベテランになればなる程、役職が上がれば上がる程、後輩や部下の意見を聞くことなく、物事に結論付けて指示命令を出すきらいがあるように思います。

結論付けることに対して、質問や意見があれば言ってもらうような空気を作っていればよろしいかもしれませんが、先輩や上司は反論されると邪魔くさいと思って物事に結論を付けて言い切り、後輩や部下としても先輩や上司の言うことには、逆らえない、問答無用と思っているかもしれません。

これでは指示命令されたことに対しては、当事者意識を持つことなどなく、他人事として、嫌々ながらも、仕方なく、面倒に思って、やらされ感満載でやっているだけでしかないでしょう。

これでは良いコミュニケーションが取れてるとは到底思えません。

よって先輩や上司は物事の結論を出す時には、反論されることも覚悟の上で、質問や意見があれば言ってもらうような空気を作ることが、良いコミュニケーションの秘訣かと思います。

言い切りで終わらず、質問や意見も聞く・・・

これは顧客に対しても同様で、人との良いコミュニケーションの構築には必要不可欠と思いませんでしょうか？

 

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目も耳も集中してコミュニケーションが取れてるか

映画館で映画を鑑賞する時、家のテレビで番組やＤＶＤを視聴する時は、映画のスクリーンやテレビの画面に視線を合わせて見ることに集中し、耳も傾けて聞くことに集中するはずです。

ところがテレビ番組で、これといって関心も無さそうな番組であれば、集中して見ることなく、集中して聞きもしないことと思います。

つまり関心の無いことに対しては、集中して目で見ること、耳で聞くことはしないということです。

学校の授業や、セミナーの受講においても同様に、関心を持てないような内容であれば、目も耳も集中しないでしょうし、人との会話やコミュニケーションでも同様でしょう。

特に人と１対１で会話する時は、相手の目を見て話をしたり聴いたりすることが重要を言われてます。

これは、相手の話に関心を持って傾聴する姿勢を見せるということになります。

相手も話をしっかりと聴いてもらっているのかどうか、表情や態度である程度判断されます。

良き人間関係の構築には１対１で会話する時は、相手の目を見た上で、自分が一方的に話をするのでははく、相手の話を聴くのが２に対して、自分が話をするのはその半分の１で抑えるということも重要なポイントになるでしょう。

これが話し上手は聴き上手と言われる割合です。

目も耳も集中してコミュニケーションが取れてるか・・・

今一度、振り返ってみる必要はありませんでしょうか？

 

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思い込みだけで不安になっていないか

将来に不安を感じる、今現在の日々の生活にも不安を感じるといったことが少なからずあるかもしれません。

不安を感じるとはいえ、その不安が見事に的中するといったことは、どれほどありますでしょうか？

おそらく実際には、その不安が見事に的中することなど、無いに等しいと言えませんでしょうか？

つまり、不安というのは、ただの幻想でしかないのかもしれません。

ところが、注意しなければならないことがあります。

「引き寄せの法則」により、生じる現象です。

勿論、考えているだけで、何も行動しないのであれば、何も引き寄せられません。

「お金が欲しい！」と願ったところで、空からお金が降ってくることはありません。

お金が欲しいのであれば、懸命に働けば報酬として得られます。

よって結果として表面化することには、必ず原因があります。

不安を感じるのであれば、その原因を掘り下げてみればよろしいでしょう。

漠然と「不安を感じる！」と思ったところで、実際には特に何も問題はない結果を求めたいのであれば、そのように何らかの行動をするはずです。

思い込みだけで不安になっていないか・・・

一度、振り返ってみてはいかがでしょうか？

 

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今あるものを再構築する

「無」から「有」を生み出す、「０」から「１」を生み出す開発には、かなりの労力と時間を要します。

ところが、今あるものを分解して、部品の組み合わせ方を変えて再構築するようなことであれば、さほど労力も時間も要しません。

つまり、アイデアを形にする時など、何もない状態から考えても何も知恵が浮かびませんが、今あるものを再構築するとなると、様々な知恵が出てきて、以前とは違った新しいものを生み出すことも可能ということです。

「なかなかアイデアが出てこない！」

と悩む人も多いでしょうが、今あるものを再構築するとなると、簡単なことからでも思う浮かぶように思います。

今あるものを再構築する・・・

この考え方だけでも、様々なアイデアや工夫が浮かびませんでしょうか？

 

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計画の実施に当たっては、ゴールと現在地を明確にする

計画を立てる際、当然のことながら最初にゴール地点をハッキリさせます。

ところが、案外このゴール地点がハッキリしていない状態で、とにかく行き当たりばったりで突き進み、戦略的な行動方法も考えない人を見かけることもあります。

計画とは、ゴール地点と現在地を結ぶ懸け橋となります。

よって現在地も明確に把握しておく必要があります。

達成すべき目標（ゴール地点）から逆算していき、現在地から何をどう取り組むべきかを明確にし、今すぐ取り組むべきことから取り組むのが正しい計画の実施方法でしょう。

現在地も明確にしておかなければ、いつのタイミングでスタートするかも明確になりません。

これが計画倒れと言われるものです。

計画の実施に当たっては、ゴールと現在地を明確にする・・・

わかっているようで、案外見落としていたということはありませんでしょうか？

 

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他人に謙虚な姿勢で協力する

「他人には自分に対して協力してほしいとは思えど、自分は他人に協力するのは面倒、できればやりたくない！」

このように思う人は少なからず世の中におられることと思います。

特にベテランになればなる程、「あれやってくれ！」、「これやってくれ！」と、面倒に思うことは他人にやってほしいと思うようになってしまうきらいがあるように思います。

当然そのような自分にとって一方的に都合の良いようなことはあり得ません。

他人に協力してほしいと思うのであれば、まずは自分が他人に協力しないことには話になりません。

普段から他人に協力していれば、周囲もそれを見て、「この人には協力していこう！」と思うことでしょう。

ベテランであっても、謙虚に周囲に協力する姿勢を示さないことには、しまいに孤立してしまうだけで、誰からの協力を得ることはできないはずです。

横柄、傲慢な態度を取って、指示命令により「あれやれ！」、「これやれ！」では煙たがられて、誰も近付いてもきません。

他人に謙虚な姿勢で協力する・・・

キャリアが浅ければ勿論のこと、ベテランであっても必要なことと思いませんでしょうか？

 

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新しい取り組みに挑戦

新しいことに取り組む場合、すぐに成果が出るものではありません。

ところが、どうしてもすぐに成果が出ることを求めたがるがゆえに、

「新しいことに取り組むのは、そもそも面倒！」

という意見も多いことと思います。

大企業のように潤沢に資金も人財も無い中小企業や、個人事業主となると、現状維持バイアスがかかり、現状の延長でそのまま事業が継続できればと願ってしまうことでしょう。

しかしながら、自分個人の人生であっても、世の中の変化の激しい昨今では、何ら成長することなく現状のままでうまく生きていけるとはあり得ないと思います。

例えば、現在使用中の旧モデルのパソコンが故障し、いくら旧モデルが使い慣れてるとはいえ、修理しても何ともならないようであれば、新モデルのパソコンを使えないことには、仕事にもならないでしょう。

これまで手作業でやっていたモノづくりにおいても、精度向上、生産性向上のためには機械を導入して使いこなさないと競争力が無く、結果的に売れないということにもなりかねません。

新しい取り組みに挑戦・・・

必要性を感じることはありませんでしょうか？

 

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見返りを求めず、自分の信念を貫く

人生は思い通りにいかないことの連続のように思います。

たまにでも思い通りにいくことがあれば御の字でしょう。

にもかかわらず、

「自分の計画通りに物事は進まない！」

「自分の勝利の方程式通りにうまくいかない！」

となど思って、イライラしたり、怒りがこみ上がってきたりしてませんでしょうか？

希望を持って期待し、行動することは重要ですが、もし、あまりにも見返りを求めすぎているようであれば、そこは見直しが必要でしょう。

「自分はこれほど頑張っているのに、周囲から評価されない！」

「自分は周囲の人のためにと思って気を使っているのに、誰も理解してくれない！」

こういった見返りを求めると、自分が辛くなるだけです。

見返りを求めず、自分の信念を貫く・・・

これが重要と思いませんでしょうか？

 

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傾聴することの双方のメリット

前回、「他人の話を素直に傾聴する」ということについて記述しました。

そもそも、傾聴することのメリットについて整理してみます。

人の話を聴くということにおいては、聴き手と話し手が存在します。

まずは聴き手のメリットについてまとめれば、以下のようになります。

１）相手を理解できる

相手の理解が深まれば人間関係が良くなり、適切アドバイスなどもでき、何よりも信頼関係が増す

２）相手や取り巻く周囲の様々な情報が 入ってくる

３）相手がどんな考え方をし、何を感じているのかを知ることで、新しい発見ができる

４）相手の成長度合いがわかる

親にすれば子、上司にすれば部下の成長度合いがわかり、部下の成長がわかれば、仕事を安心して任せることもできる

次に話し手のメリットについてまとめれば、以下のようになります。

１）自分自身への理解が深まる

２）承認欲求が満たされる

３）自分が話して、聴いてもらうことにより、納得のいく判断や結論を出せる

こう考えれば、傾聴は聴き手にメリットが多いということがわかります。

傾聴することの双方のメリット・・・

今一度、理解してみてはいかがでしょうか？

 

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他人の話を素直に傾聴する

親が子の話を聞かない、夫が妻の話を聞かない、上司が部下の話を聞かない、会議の場でも他人の話は聞かないといった場面は多々あろうかと思います。

それでは何故、他人の話を素直に聞けないのか、掘り下げていきます。

親からすれば子、上司からすれば部下の話は、経験も浅く、大したことがなく、自分の方が経験的にも優れていると思っているように思います。

心のどこかで自分が正しいと考えてしまい、正しい自分に従わせようとする心理が働き、どうしても自分の話ばかりしたがり、他人の話は聞くのも面倒と思っているかもしれません。

これでは傾聴には程遠いです。

「自分が正しい」と思い込んでしまっていては、全ての情報を遮断してしまい、貴重な情報すら逃してしまうこともあります。

そうなると、後々問題の傷口が大きくなってしまっていることすら、あり得ます。

他人の話を素直に傾聴する・・・

できてるようでできていない、頭では必要と思っていても実践できていないということは、ありませんでしょうか？

 

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