「凡事徹底」という四字熟語は、聞き慣れてる人は聞き慣れているものの、聞き慣れてない人にとっては「何それ?」といった感じかと思います。
私個人的にはかなり聞き慣れてますが、改めて「凡事徹底」について掘り下げていきます。
「凡事徹底」と広辞苑や辞書で調べても掲載されてません。
漢字を分解していきますと、「凡事」は当たり前のこと、ありきたりなことを意味し、「徹底」は態度や行動が中途半端ではなく、一つの考え方で貫かれていることを意味します。
要約すれば、「凡事徹底」とは、当たり前のことを徹底的に突き詰めて行動することと言えるでしょう。
イエローハットの創業者である鍵山秀三郎氏の解釈としては、「誰にでもできる簡単なことを、誰にも真似できないぐらいに徹底的にやり続ける」ということであり、掃除の実践こそが「凡事徹底」と言われてます。
「凡事徹底」は実は非常に難しいことと思います。
掃除であれ、挨拶であれ、靴を揃えることであれ、誰にでもできる簡単なことを、誰にも真似できないぐらいに徹底的にやり続けることができるのは、ほんの一握りの人でしょう。
「凡事徹底」しても、すぐに何らかの成果が出るものでもありませんし、周囲から嘲笑われることもあり、ついつい徹底しなくなってしまいがちでしょうが、10年、20年と徹底し続けて、ようやく小さな成果が出てくるものです。
凡事徹底という言葉は重い・・・
このように感じませんでしょうか?
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