ある製造業の社長の一言です。
「弊社は製造業ですが、製造部門は営業部門のように顧客と接することはありません。それゆえ製造部門は自部門の都合やこだわりを優先し、顧客のことは念頭にありません。営業部門が顧客から頂いた貴重な案件情報も「無理!」、「できる訳がない!」、「希望納期も無理!」となど、いつも営業部門に盾を突きます。今は景気悪化で製造部門としては仕事は無いため、稼働率は大きく低下しています。営業部門が売ることをサボっている訳ではありません。そこで、給料は顧客から頂戴していること、顧客がいることの有難みを改めて、製造部門の社員に言い聞かせました。」
私自身、非常に感銘を受けた一言です。
確かに製造部門は営業部門のように顧客と接することはありませんが、モノづくりの技術は顧客があってこそ活かせます。
仕事をする従業員は勿論のこと、企業としては顧客がいなければ、何ともなりません。
更には従業員にも顧客にも、よろこばれて世の中に貢献しないことには、企業の存在価値も無いと言えるでしょう。
原点にかえるとは、顧客のために実践すること・・・
今こそ、改めて原点にかえる時ではないでしょうか?
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