企業における顧客は、営業担当者個人の顧客ではありません。
飽くまでも営業担当者は、企業間取引における担当窓口でしかありません。
営業担当者が一人で商品やサービスを提供することはできません。
バックに企業としての看板や信用があってこその顧客ですので、顧客は企業の財産であり、営業担当者個人の財産でもありません。
ところが営業活動をしていると、顧客から「あなたから買いたい!」と言われると、営業担当者は自分個人の顧客と錯覚しがちでしょう。
逆に「私が何度も足を運んで、ようやく契約頂いたからこそ、私の顧客だ!」と言えるような顧客が一人もいない、一社もないと言うようでは、営業担当者としては役不足でしょう。
そこで、社内の営業社員で、誰が新規に顧客を開拓しようが、営業担当者は飽くまでも担当窓口であり、取引を開始すれば企業の財産という位置付けになるよう、社内の体制、仕組み等整備する必要があると思います。
そうしないことには、「あの顧客は、あの営業担当者しかわからない!」と言っているようでは、完全に属人化してしまい、その担当者が出張時や休暇時の不在時に何とも対応できない状態になりかねません。
これでは折角の企業の財産である顧客が、客離れしていくことにもなりかねません。
顧客は企業の財産である・・・
このことを今一度認識し、属人化しない、させない体制、仕組みの整備を考えてみてはいかがでしょうか?
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