自己概念とは、「私はこういう人間だ!」と自分自身で認識することを意味します。
こういう人間とは、「私はできる!」といった肯定的な認識があれば、「私にはあれもできない、これもできない!」といった否定的な認識もあります。
特に自分自身の不得手なことを素直に認識し、自分自身でもそのことを受け入れていることが重要でしょう。
このことはコミュニケーション能力にも関係してきます。
自分自身ができること、できないことを素直に認識して受け入れることができると、自分ができないことについては、他人を素直に頼るでしょうが、このことが、他人に対しても信頼でき、認めることができ、許すこともできることにつながるように思います。
他人とうまくコミュニケーションをやっていくコツは、いかに相手を認め、相手がミスをした場合でも許すことができるか、によりませんでしょうか?
相手がミスしたことに対して、いつまでも怒鳴って、なじって、非難して、けなしても、その延長線の先に良いコミュニケーションは、あり得ません。
こちらから歩み寄って相手を許す、つまり、自分が大人の対応ができない限り、ずっと争いは続き、険悪な雰囲気が流れるばかり続くでしょう。
自己概念を持つことが、良いコミュニケーションの秘訣・・・
相手を認め許すには、まず自分のことを認めて許し、自己概念をしっかりと持つことが必要と思いますが、いかがでしょうか?
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