「自利利他」と「忘己利他」のそれぞれについて、別々に過去に記述したことがあります。
両者とも、「他人の利を優先」という考え方は共通でしょう。
自利利他・・・自分の利となることより、他人の利となることを優先する
忘己利他・・・己を忘れて他を利する、他人のために尽くす
人間である限り、他人のために尽くす、他人に利益を与えるからといって、見返りを期待する気持ちは持ってしまいがちでしょうが、「自利利他」の精神も「忘己利他」の精神も、あくまでも見返りを期待しません。
根本のところで自分より他人、自分を忘れるという心があるかどうか、そのことが、その人の品格を決める言って良いかもしれません。
上司が部下のために一生懸命教え、部下が成果を出せば、上司もよろこばしいことでしょう。
まさに上司の部下育成は「自利利他」、「忘己利他」そのものであると言って良いはずです。
「自利利他」、「忘己利他」共に、他に利益を与えるからといって、自分は不利益をかぶり、損ばかりして、不幸にな るということではありません。
早い話が他人を幸せにすることにより、自分も幸せになるということであると言い切れませんでしょうか?
利他の精神が自分に幸せを導く・・・
そう思いませんでしょうか?
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