部下を持って上司となれば、大概はプレイングマネージャーとして自分自身のやるべき職務と並行して、部下育成や部門の管理等、やるべき職務が増えてきます。
ところがプレイングマネージャーとなると、自分自身のやるべき職務に手が一杯で、なかなか部下育成や部門の管理まで手が回らないで、中途半端になってしまったり、やる必要があるとわかていてもやらなかったりということは日常茶飯事かもしれません。
上司としては、
「自分がいちいち指示を出したり、育成しなくても、自主的に動いて成果を出せる優秀な部下が欲しい!」
と言いたいでしょうし、部下も部下で、
「自分がわからないことを教えてくれない、あるいは質問してもまともに答えが返ってこないような上司では、話にならない!」
と言いたいことでしょう。
当然これでは、上司・部下間で歩み寄りもなく平行線のままで、人間関係が良くなるはずもなく、お互いに不幸なだけです。
この場合、やはり上司が上司として、自身のやるべき職務もさることながら、何とか部下育成、部門の管理まで手が回るよう、知恵を出すしかありません。
ここで知恵を出せないようであれば、上司失格と言われても仕方ないでしょう。
お互いの言い分はあるでしょうが、
「この人が自分の上司で良かった!」
「この人が自分の部下で良かった!」
とお互いに言えてこそ、お互いに幸せを感じるはずでしょう。
知恵を出すことも上司の職務・・・
やはり経験の長い上司こそ、知恵を出してナンボと言えませんでしょうか?
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