管理者であれば、部門に対する業績責任を負うことから、部門の業績を向上させ、利益を出すことは必須課題です。
ところがここで誤解されがちなのは、部門の収益を上げることが部門の目的になってしまっている場合があるということです。
会社であれば、目的は経営理念等に示される通りであり、会社の収益を上げることそのものが、会社の目的ではありません。
会社の中の1つの部門であっても同様で、部門の収益を上げることそのものが、部門の目的ではありません。
部門の目的としても、会社の経営理念等に示される通りの内容です。
大概の会社の経営理念等には、世の中に役に立ち、貢献することや、感謝すること等が盛り込まれてるはずです。
よって、自己中心的な内容ではなく、他者中心的な内容になっているはずです。
会社や部門の収益を上げること自体は、自己中心的でしかありません。
他者中心的な目的に向かって行動をした結果、収益が上がるということになります。
目的をはき違えない・・・
どういったことでも、目標が目的と混同してしまったり、手段を目的化してしまうと、的外れなことになってしまいかねませんので、特に管理者は注意が必要かと思いますが、いかがでしょうか?
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