ビジネス用語で、「B to B」と「B to C」の違いについて、わかっているようでわかっていない、あるいは間違った解釈をしている人が多いように思います。
「「B to B」は代理店を通じて販売するルートセールスのことで、「B to C」はユーザーへの直接販売のことでは?」
と思い込んでる人が多いように見受けられますが、少し違います。
「B to B」は「Business to Business」の略で、企業間取引のことを意味します。
ということは、ルートセールスも基本は企業間取引のため「B to B」にはなりますが、逆に「B to B」がルートセールスなのかといえば、実はルートセールスだけではありません。
「B to C」は「Business to Customer」の略で、企業と消費者との間の取引のことを意味します。
ここで誤解が生じやすいのは、ここで言う消費者とは、個人消費者のことであり、法人の消費者ではないということです。
ユーザーへの直接販売において、ユーザーが個人消費者であれば「B to C」になりますが、ユーザーが法人であれば、企業間取引の位置付けとなり、「B to C」ではなく「B to B」になります。
デパートや銀行においても、法人客営業担当、個人客営業担当とありますが、法人客営業担当は「B to B」であり、個人客営業担当は「B to C」になります。
よってルートセールスであろうが、ユーザーへの直接販売であろうが、取引する相手が個人ではなく法人であれば、どちらも「B to B」になります。
「B to B」と「B to C」の違いについて、誤解されてる人が多いように見受けられますので、今一度、勉強が必要ではと思います。
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