「部下が自分で考えて、主体的に動いてもらいたいが、現実はそうではない。1から10まで指示しないと動けない!」
多くの管理者が悩んで嘆いてることと思います。
とはいえ、指示待ちの部下をつくってしまったのは、紛れも無く指示命令型の管理者かもしれません。
指示命令型の管理者は、様々な経験を経て、成果も出し、それなりの自信もあることから、部下に指示命令することにより、部下を動かし、部門の業績を上げようとすることでしょう。
そこで、指示命令に従わない、言うことを聞かない、反論する部下に対しては、育成するより、容赦なく潰してしまうこともあり得ます。
また、常に指示命令事項が正しければまだしも、全てが正しいとも限りません。
こうなると、上司、部下の関係はズタズタです。
それでは、部下が自分で考えて、主体的に動いてもらうためのコミュニケーションの方法とは、どういう方法かと言えば、指示命令ではなく、質問するということではないでしょうか?
いわゆる、コーチング手法と言われる方法です。
一例を挙げれば、「もっと効率よく仕事せよ!」と指示命令するより、
「どうすれば、もっと効率よく仕事ができると思う?何がムダと感じる?」
といった質問を投げかけ、答えを部下本人に導かすという方法です。
そうすれば、おのずと部下は自分で考え、自分で答えを出します。
勿論、自分で答えを出したらそれで終わりではなく、自分で出した答えに対して、主体的に動くように促せばよろしいでしょう。
質問話法により、自分で答えを出させる・・・
管理者が部下を育成する手っ取り早い方法とも思いませんでしょうか?
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