スーパーで生鮮野菜を買い物をする際、野菜や果物に生産者名を記載されてることが見受けられます。
場合によっては、生産者の顔写真まで表示されてることがあります。
生産者名を記載することは必須であっても、生産者の顔写真を表示することは必須ではないでしょうが、わざわざ顔写真を表示することの意味を考えてみたいと思います。
生産者の顔写真が表示されてれば、消費者は親近感を感じ、買おうという心理が働くこともあるでしょうし、生産者側としてはプロモーションの一環にもなるでしょう。
また、生産者の顔写真を表示することにより、生産者の責任の重みを示し、消費者に安心感を与えることにもなろうかと思います。
そこで、生産者が顔写真を表示する究極の目的としては、「こういった農法で、こういったこだわりを持って、野菜・果物を作ってます!」といった考え方を伝えることではないでしょうか?
スーパーでの生鮮野菜の買い物に限らず、普段の営業活動においては、買う側の顧客は、有形無形の商品を問わず、単に必要だから買うのではなく、また、単に商品を気に入ったから買うのではなく、しかも、単に安かったから買うのでもなく、やはり売る側の考え方に賛同して買うとは思いませんでしょうか?
売る側の考え方を伝えることがプレゼンテーションです。
商品を売るとは、売る側の考え方を伝えること・・・
勿論、買う側のメリットや未来像も伝える必要がありますが、顧客に売る側の考え方が伝わるようなプレゼンテーションを果たして、どの程度できてますでしょうか?
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