「譲る(ゆずる)」という動詞は、いろいろな意味での使い方をされます。
代表的には、以下の3つの意味で使われることが多いように思います。
1)自分の所有物・地位・権力などを他人に与えてまかせる。
2)自分を後にして、他の人が先になるようにする。(順番を譲る、道を譲るといった場合)
3)自分の考え・意見などを抑えて、他人の考えや主張を通させる。(譲歩する。)
いずれにしましても、自分が人に譲れば心が清らかになることでしょうし、他人が人に譲ってるのを傍から見ていても、清らかに映ります。
ところが、「自分が他人に譲ってやった!」というような考えを持つようでは、自分の心は清らかになりませんし、むしろ、腹立たしくなってしまうだけとは思いませんでしょうか?
明らかに「譲ってやった!」では、上から見下してる感じですし、自分自身も幸福感や満足感を味わうこともないでしょう。
譲れば清らかになる、譲ってやったでは腹が立つ・・・
どう考えても、「譲ってやった!」と考えるのは、得策ではないように思いませんでしょうか?
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