家業と企業についての違いをまとめます。
家業とは、リーダーがいないと動かない組織(リーダー依存型組織)を意味し、企業とは、リーダーがいなくても主体的に動く組織を意味します。
リーダーとは、社長に限りません。
役員や各部門における部門長、管理職、プロジェクトチームのリーダーといったことも含みます。
家業のリーダーは、一見リーダーがリーダーシップ力に優れているように見えますが、部下育成が不得手で、孤軍奮闘するタイプです。
企業のリーダーは、リーダーがいなくても主体的に動く組織ならば、リーダー不要かと言えばそうではありません。
企業のリーダーは、マネジメント、部下育成により、部門の業績を向上させることができるタイプです。
家業の組織員は、間違いなく指示待ち人間の集まりになり、成長は見込めません。
家業のままリーダーがいざ定年となると、その組織は何ともならず、存在もしなくなってしまいます。
企業の組織員は、主体性を持って動くことにより自己成長し、後継者候補が複数いることになることから、リーダーがいざ定年になっても、後継者候補の中から新たなリーダーが選抜され、組織は継承されます。
家業から企業からへ・・・
もし、今現在は家業と呼ばれる組織なら、企業への改革は重点課題とはなりませんでしょうか?
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