営業部門の管理職であれば、日々の指導の中で、
「売ってこい!」、「足で稼げ!」、「訪問件数を増やせ!」
などと指示したり、叱咤激励したとしても、実は相手の心には、なかなか響かない、あるいは受け入れられないかもしれません。
聞く側にしてみれば、
「また同じことを言うばかり!」、「また説教!」、「また精神論!」
となって、仮に有効なアドバイスだったとしても、なかなかうまく伝わらないのが実情ではないでしょうか?
それが直属の上司と部下のように近い関係であってもうまく伝わらないのに、ピラミッド型の組織においては、部門長から部門全員へということであれば、尚更伝わりにくいことでしょう。
口で言っても全員には聞こえるものではありません。
身振り手振りで示しても、全員がそれを見るわけでもありません。
そこで必要な道具として、旗印に匹敵するものがあろうかと思います。
何のために自社が存在しているのか、何のために売上を上げるのか、何を目指しているのか、日々の仕事にはどういう意味があるのかを明らかにする旗印、すなわち理念や方針が旗印に匹敵するのではないでしょうか?
経営者が考える理念も当然あるでしょうが、部門長ごとにも理念や方針を考え、明確にすることはできます。
当然ながら、その旗印は自分たちの利益や繁栄のみをうたったものではなく、顧客によろこばれ、社会に価値を提供するものであるべきかと思います。
自部門における旗印とは???
部門長であれば、考えることは必須かもしれません。
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