「いや~まだまだです!」
私自身も口癖のように、言うことが多いです。
自分にはまだまだ伸びしろがあると思い、決して後ろ向きではなく、悲観的でもなく、建設的な不満ということで、客観的にも謙虚であるように聞こえますが、案外この「まだまだ!」には落とし穴があるようです。
どんなに頑張っても努力しても「まだまだ!」ばっかりでは、達成感を味わうことができず、どんな状況にも不満足が続き、「これでよし!」と一生思えることがなく、よろこびの表情が顔に出ることがなく、気難しく、近寄りがたい人と思われかねません。
中には、自分に「まだまだ!」と言う人は、他人に対しても「まだまだ!」と更なる努力や成果を要求し、乾いた雑巾を絞らせることもあります。
ある意味、「まだまだ!」と常に口に出す人は完璧主義者かもしれません。
100点満点でなければ気が済まないので、100点あるいはそれ以上の120点を目指そうとするのでしょうが、内容によっては、それは一生無理な場合もあります。
そこで内容によっては、60点で合格ラインとし、合格ラインに達したら「まだまだ!」を「これでよし!」と言い換えるようにしてみてはいかがでしょうか?
それだけで肩の荷が下り、よろこびの表情も顔に出て、他人から見た気難しさ、近寄りがたさも無くなってくるように思いますが、いかがでしょうか?
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