話すのは得意であっても、書くことは苦手という人は多いかもしれません。
素晴らしいことを口に出すなら、それを文字にできれば、尚更伝わりやすくなるのに、いざ文字にしようとすると、思考が停止して、文字にはできないことと思います。
人間は話しながら考えることができます。
話すことは、その場の状況を読みながら、いかようにも表現できます。
いい加減で適当とまでは言わなくとも、あまり準備をしていなくても、何なりと話せてしまうものす。
しかしながら、書くとなると、口から出任せのように書くことはできません。
文字にすることは、それだけ自分の考えを客観的にしていく作業であり、何なりと適当に書くということは、できないものです。
たとえ理系出身で、文系の科目が苦手であっても、国語力はビジネス上でも必要不可欠であり、国語力を付けるには、書く訓練が効果的かと思われます。
ところが、人によっては、書くという文化が無いかもしれません。
書く時間がない程忙しいかもしれませんし、書いている暇があれば、行動を伴う仕事を優先するかもしれません。
勿論、書くことだけがうまくなっても仕方ない話で、自己申告書など書くことはできるけれども、行動が伴わなければ、何ら話になりません。
書く力は、考える力に比例すると言われます。
話すことより、書いた方が表現力または伝達力は格段に養われることと思います。
そう考えれば、最近の若い人は携帯電話で話をするより、メールでのやりとりが多いことにより、表現力や伝達力があるかもしれません。
但し文面を見て、何を言いたいのか、何を伝えたいのか、他人がさっぱり読み取れないようであれば、表現力や伝達力には難有りでしょう。
書く力を付けて、国語力、表現力、伝達力を身に付けようとは思われませんでしょうか?
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