「やる気」を出すきっかけとして、「テンション」、「モチベーション」があり、それぞれの意味の違いを以前にも記述したことがありました。
改めて、「テンション」と「モチベーション」についてまとめてみます。
「テンション」は、仕事や、やるべきことに対する気分、感情を意味し、「モチベーション」は、仕事や、やるべきことに対する動機、やりがい、志、目的を意味します。
「テンション」は、瞬間的でしかありませんが、「モチベーション」は中長期的なものです。
更に「モチベーション」を分解すると、「外発的モチベーション」と、「内発的モチベーション」に分かれます。
「外発的モチベーション」を更に分解すれば、「報酬によるモチベーション」と「恐怖によるモチベーション」に分かれます。
「報酬によるモチベーション」とは、歩合制で営業の仕事をしていれば、目標を達成すれば、給料が上がるといった、ご褒美的な情報が頭に入って「やる気」が出るといった「モチベーション」で、「恐怖によるモチベーション」とは、同じく歩合制で営業の仕事をしていれば、目標を達成しないことには、給料が出ないといった、必要に迫られてやらざるを得ないという義務感や束縛的な情報が頭に入って「やる気」が出るといった「モチベーション」を意味します。
となると、「外発的モチベーション」は、決して長期的に持続されるものではなく、せいぜい中期でしかありません。
「内発的モチベーション」は、やろうとすることに対して、自分でしっかりとした目的・目標が確立されていて、長期的、永続的にやる気をもたらす「モチベーション」であり、一番持ち続けたい「モチベーション」は、やはり「内発的モチベーション」ではないでしょうか?
日常会話の中でも、「モチベーション」が頻繁に使われるようになった昨今ですが、折角なら「内発的モチベーション」に着眼し、自分自身も長期的、永続的に「モチベーション」を維持しながらも成長していきたいとは、思われませんでしょうか?
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