一般的に、あるべき姿と現実とのギャップを問題と定義されてます。
ところが、あるべき姿と、コントロールできない世の中の現実とのギャップを感じてしまっていませんでしょうか?
これでは、自分以外をなじる傾向にあるでしょう。
「世の中の景気が悪い!」
「自分勝手なことばかり言う客が悪い!」
となど、聞いていると、正論を言ってるように思えますが、よくよく考えれば、問題を他人の責任にしてるようで、全く自分には問題が無いと、強調したいように見えます。
このような考え方では、何も解決する糸口は見つかりません。
そもそも、あるべき姿と、コントロールできない世の中の現実とのギャップを感じて、それを問題にしてしまっていること自体、おかしなことになっているように思います。
あるべき姿と、コントロールできうる現実とのギャップを見出すことが、問題発見ではないでしょうか?
世の中の景気や、他人をコントロールできません。
コントロールできうる現実とは、自分の行動他なりません。
自分が問題と思うことは、自分で解決するしか、ありません。
ところが、人の上に立つ人に限って、ここを大きく思い違いしてしまい、
「自分は問題を発見し、指摘するのが仕事であり、その問題を解決するのは、下の仕事だ!」
と思ってしまっては、管理者失格です。
管理者としては、問題発見力、問題解決力の両方の力量を必要とします。
何が問題か?
今一度、問題事項の見直しは必要ありませんでしょうか?
【お客様相談室宛メール】
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