「日本の伝統文化は生き残る!」
ある呉服屋の社長の格言です。
確かに、呉服屋で扱ってる着物となると日本の伝統文化です。
ところが京都の呉服屋は、以前に比べれば店舗数は減ってます。
そうすると、日本の伝統文化であっても、生き残らないのではと思われるでしょうが、実は伝統文化とは違った次元で、後継者不足、営業力不足により、衰退してしまってる店舗もあるということです。
私自身も着物の需要が、今後も伸びるとは思ってません。
ところが、冒頭にある呉服屋の社長は、提案営業に力を入れ、ここ数年は業績を伸ばされてるとのことです。
この呉服屋では着物や浴衣に少しでも関心のありそうな消費者には、単に「これがお似合いではと思います。」といったセールストークではなく、着物や浴衣を着用すれば、どういった楽しみやワクワク感があるかといったことを提案されます。
また、着物や浴衣のみならず、着物の生地である反物で作られたハンドバッグや小物入れ、更には絵画のように部屋に飾るための額縁に入れた反物まで取り扱ってます。
こうなると、日本の伝統文化、和の文化が醸し出されます。
「日本の伝統文化は生き残る」とはいえ、それには提案営業力も伴うということを、認識する必要があろうかと思います。
【生興株式会社 ホームページ】
【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html