「気にくわないことは、変えれば良い。変えれない時には、向き合う姿勢を変えれば良い。」
アメリカの活動家・詩人・歌手・女優の、マヤ・アンジェロウの言葉です。
彼女は黒人ということで人種差別を受けて育ち、大変な逆境の中で職を転々としながらも、歌や踊りや創作活動を続けられました。
それでついに、クリントン大統領就任式典で自作の詩を朗読し、マイケル・ジャクソンの追悼式でも彼女の送辞が読み上げられるまでになりました。
気にくわないことがあれば、しかも自分が間違っていないのであれば、筋を通して文句を言って、自分の納得がいくまで話し合い、状況を変えることはできるでしょう。
ところが、人種差別のような根深い問題は、なかなか一筋縄ではいきません。
そういった大きな問題にぶつかった時、いくら正攻法で攻めたところで、状況を変えることができない場合もあります。
そういう場合、あきらめてしまうのではなく、自分の向き合う姿勢を変えるという方法があるということです。
マヤ・アンジェロウは、エジプトに渡って編集者になったり、ガーナで教職についたり、各国の言語を身につけたりして、自ら動いて問題に向き合う姿勢を変えていくことで、未来を切り開いていかれました。
どうしても変えることができないような問題にぶつかったら、自分が変わり、自分の向き合う姿勢を変えれば良いということです。
気にくわないことは、変えれば良い。変えれない時には、向き合う姿勢を変えれば良い・・・
やはり、過去と他人を変えることはできなくても、未来と自分を変えることができるということを、どれほど理解しているかということでしょうが、いかが思われますでしょうか?
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