「明日、良い仕事をするための最高の準備とは、今日、良い仕事をすることである。」
アメリカの作家、エルバート・ハバードの言葉です。
確かに、よく考えてみればわかることですが、今、目の前にある仕事に手を抜くような人が、明日に良い仕事をするはずがありません。
そのことが理解できない人は、明日非常に大事な仕事があるとしても、今日の些末な雑用は手を抜こうと考えてしまいかねません。
ところが、たとえ些末な雑用であったとしても、
「今日は手を抜こう!」
などと考えてるようであれば、結局その人の仕事の質は、ドンドン下がっていくのは、目に見えてます。
仕事は、大事な部分だけ、やれば良いという訳にもいきません。
仕事は雑用みたいな些末な部分も、非常に大事な部分も、目には見えないようなつながり方で、あっちこっちと、結び着いています。
ある時、雑用と思って手を抜いた仕事が、思いもよらないところで、大事な仕事とつながっていたということも起こりえます。
それが仕事というものです。
それゆえ、明日大事な仕事があるので、きっちりと仕事をしようとするのであれば、今日の雑用にも手を抜かず、きっちりと良い仕事をすることが重要でしょう。
勿論、仕事には優先順位もあり、長期的な見方の中で、順番を考える必要もありますが、「雑用優先の法則」もあることを、忘れずにいたいものです。
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