哲学者フランシス・ベーコンの言葉です。
「読むことは人を豊かにし、話し合う(聞く・話す)ことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする。」
非常に奥の深い格言かと思います。
書籍や新聞のみならず、現代ではインターネットの情報も読み物と位置付け、メール文、ブログやSNSの文面のみならず、あらゆるホームページの情報も読んで、必要な情報をインプットし、先々、必要に応じてアウトプットして活用することにより、人を豊かにするということにつながるのではと思います。
また、話し合いにおいても、同じ場所を共有しての、1対1でも、1対多の会議形式でも、 Face to Face は勿論のこと、電話での1対1、あるいはインターネットテレビ電話では、1対1でも、1対多でも、同じ場所を共有できなくても、話し合える飛び道具まで普及しました。
読む・書くといったメールだけでのやりとりでは、人を機敏にするとは思えません。
神経質な人は、メールを送信後、電話をして、「メール文を読んで頂けましたか?」と確認する人もいます。
やはり、聞く・話すといったコミュニケーションもあってこそ、人を機敏のするのではないでしょうか?
最後に書くということについては、やはり最終最後、頭の中だけで情報を残すのではなく、書いてアウトプットすることにより記録にし、頭の中をリセットする必要もあるでしょう。
いくら記憶力の抜群な人であっても、全く何も書かずに頭の中の情報を全てが全て残すことは不可能かと思います。
よって、書いて記録に留めることにより、確認的なことも含め、確かにするといったことかと思います。
何も、作家のように文面をあれこれと考えながら長文を書かなくとも、読み返せば思い出せるメモ程度でもよろしいかと思います。
書くことが苦手という人も、世の中に多いでしょうが、メモ用紙やノート、あるいはパソコンや携帯電話に目も程度の内容であっても、記録することが、やはり最終最後は必要であると、改めて実感しました。
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