ベテランになればなるほど、人の話に耳を傾けて聴く(=傾聴)ができなくなる傾向にあろうかと思います。
話す側の相手の内容にもよるでしょうが、最後まで人の話を聴くことが面倒になったり、苦痛になったりしてしまい、途中からは相手の話を聴いてられなくなるという経験はありませんでしょうか?
これが、自分の部下や後輩、子供といった相手になると、しっかりと相手の話を聴いて受け止めないことには、自分は尊重されてない、軽く見られてると思われることもあり、お互いに尊重し合った円滑なコミュニケーションを図るにも、傾聴の力量が必要ではないでしょうか?
自分よりも年下の部下や後輩、子供が、話して伝えることが、当然自分より下回るという前提で考えてみては、聞き入れることができるのではと、思います。
そこで、傾聴の力量を身に着けるにもトレーニングが必要で、しかもルールがあるということを、ある書籍で見つけましたので、参考までに簡潔にまとめます。
私自身も思い当たることがあります。
「傾聴のトレーニングのルール」
1)我慢しつつも、最後まで相手の話を聞く。
2)相手の目を見て、うなづき、相槌を打つ。
3)「でも」、「しかし」から始まる否定語を使って、途中で話を遮ってはいけない。
4)相手のポイントとなる単語、キーワードは、確認、念押しして繰り返す。
5)相手の心配ごと、悩みに共感する。
6)すぐに指示を出したり、解決策を示したりしない。
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