この暑い夏に就職活動中の学生さんは、ネクタイを締めてスーツを着て、走り回っておられます。
そう考えれば、ネクタイを締めてスーツを着ての就職活動は、3回生の秋口から4回生の春にかけての時期が最適なのかもしれません。
4回生の秋の時点からようやく就職活動を始めるのは、相当出遅れてしまいますので、遅くとも4回生の春から夏にかけての就職活動になろうかと思います。
ところで、そういった就職活動中の学生さんに対して、ふと思うことです。
学生さんや、業種業界を問わず企業の求人担当の方と話をしていると、学生さんが希望する就職先の条件として、非常に門戸を狭くされてるのではと、感じます。
どういったことかと言えば、
●休日や待遇、福利厚生面では、大企業のように整備されてること
●勤務時間は公務員のように定時で終了すること
●中小企業のように転勤の無いこと
これら3つを同時に満たす条件を求めておられるのではと、私個人的に最近感じます。
果たして、これら3つの条件を同時に満たす会社など、どこでどう見つけることができるのでしょうか?
社会に出ることそのものに、学生とは違った厳しさがあります。
社会人と学生の違いについても、果たしてどこまで理解できてますでしょうか?
社会人は暑いクールビズの時期となって、ノーネクタイで仕事をする中、暑い時期にも関わらず学生さんがあえてネクタイを締めてスーツで就職活動をされることに、私自身は学生さんに対しては、是非とも自分の人生を左右する就職活動を成功してもらいたく、願っております。
そのためにも、今一度、自分なりに会社の条件をどこで妥協するか、うまく見極めてもらいたく思います。
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