人間、食べていかないことには生きていけませんが、人によって食べ物に好き嫌いがあるのも事実で、それはそれで仕方ありません。
ところが、会食の場で、出された料理を前にして、その場で大きな声で、
「私は、この○○は嫌いなんや~~~!」
と言う人がいたら、どう思われますでしょうか?
その言葉をその場で言う、配慮の無さを感じませんでしょうか?
会食の主催者にすれば、一生懸命そのレストランを探し、メニューを吟味したかもしれません。
ところがその場で、「嫌いや!」と言われてたら、この上ないがっかり感に陥ります。
また、食べ物には、顔を見えないものの、生産者がいます。
食材の生産者や料理人対する感謝の無さ、食べ物を頂けることに対する感謝の無さを、傍から見れば感じてしまいます。
少なくとも、「これ嫌いや!」と大きな声で言った瞬間、その場は多少なりとも、シラケてしまいます。
言葉を発するとき、目の前の相手のこと、更には顔の見えない関係者のことを思い、言葉を選ぶことが、実は大変大事なことではないでしょうか?
また、人間的に器の大きい人に、たとえ嫌いな食べ物があっても、その場で声を大にして言う人は恐らくおられないでしょう。
言葉を選んで発する・・・
コミュニケーションにおいては、大変大事なことかと思いますが、いかがでしょうか?
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