ある高校野球の監督の話です。
選手の普段の行動の一つ一つを、規律正しいものにすることで、選手たちの意識を変えていき、この意識の変化により、この監督の率いる野球部が、非常に強くなったというエピソードがあります。
有無を言わせず、一方的にやれというのではなく、野球のことと関連付けて、何度も言い続けたということです。
「野球の球を0.1秒でも見逃したら、もう打てない。だから時間にルーズであっては絶対にダメ。遠征の時などのバスは、時間通りに出発するので、時間厳守!」
「家で親の手伝いをよくする、また部室やベンチを、きれいにしてくれる選手は、小さなことを見逃さず、目の付けどころがよ良い。だから、サインを見落とすようなことがなく、相手の捕手の動作が鈍いと見逃さずに盗塁する。」
「ゴミが落ちていたら、その場で拾う。それを見て見ぬふりをする選手は、カバーリングが疎か(おろそか)になる。誰が捨てたとか関係なく、とにかく拾うこと!」
「早く来て、自分だけでなく、チームの練習のための準備をするような選手は、積極的なので、良い球を見逃すようなことがない。」
等々、非常にわかりやすい話でした。
この話は、仕事においても、応用でき、非常に参考になるのではないでしょうか?
時間厳守は、社会人としては、基本中の基本です。
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