聞き慣れた言葉かと思いますが、「一隅(いちぐう)を照らす」ということについて、意味を今一度考えてみたく思います。
「一隅を照らす」という言葉は、比叡山延暦寺の大講堂の入り口に書かれており、比叡山を開かれた伝教大師・最澄(さいちょう)が書かれた「山家学生式」(さんげがくしょうしき)の冒頭にあります。
意味するところは、「お金や財宝は国の宝ではなく、家庭や職場など、自分自身が置かれたその場所で、精一杯努力し、明るく光り輝くことのできる人こそ、何物にも代え難い尊い国の宝である。」ということです。
一人一人が、それぞれの持ち場で全力を尽くすことによって、社会全体が明るく照らされていくという考え方です。
この「一隅を照らす」という言葉を、座右の銘にされてる人は非常に多いようです。
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