中小企業の街、東大阪発「一日一語」

知識とは、行動するための道具である

有名な経営学者、Ｐ・Ｆ・ドラッカーの言葉です。

「知識とは、それ自体が目的ではなく、行動するための道具である。」

人の話を謙虚に聞き、勉強し、知識を詰め込むまでは良いものの、インプットした知識を何らアウトプットして実践することが無ければ、意味がありません。

学校教育でも、勉強そのものが目的になってしまえば、歪（ひず）みが出てきます。

勉強をするならば、その目的は一体何なのか、最終的に何をしたいのか、明確にする必要があるでしょう。

知識とは、行動するための道具である・・・

端的に言えばこうなり、非常に理解しやすいかと思います。

 

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「一生懸命」と「一所懸命」の違い

「一生懸命」と「一所懸命」、どちらも常用で使われる言葉ですが、果たして同じ意味なのか、意味は異なるのか、考えてみたく思います。

「一所懸命」は、その昔、武士が賜った「一ヶ所」の領地を命がけで守り、それを生活の頼りにして生きたことに由来した言葉です。

これが、「物事を命がけでやる！」という意味に転じて、文字は「一生懸命」とも書かれるようになったとのことです。

現在は、「一所懸命」よりも「一生懸命」と表記・表現される場合が多くなっています。

よって、「一所懸命」が歴史的には古いことになります。

いずれにせよ、物事を自分なりに懸命にできてますでしょうか？

 

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一隅を照らす

聞き慣れた言葉かと思いますが、「一隅（いちぐう）を照らす」ということについて、意味を今一度考えてみたく思います。

「一隅を照らす」という言葉は、比叡山延暦寺の大講堂の入り口に書かれており、比叡山を開かれた伝教大師・最澄（さいちょう）が書かれた「山家学生式」（さんげがくしょうしき）の冒頭にあります。

意味するところは、「お金や財宝は国の宝ではなく、家庭や職場など、自分自身が置かれたその場所で、精一杯努力し、明るく光り輝くことのできる人こそ、何物にも代え難い尊い国の宝である。」ということです。

一人一人が、それぞれの持ち場で全力を尽くすことによって、社会全体が明るく照らされていくという考え方です。

この「一隅を照らす」という言葉を、座右の銘にされてる人は非常に多いようです。

 

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誰もが管理すべきものとは？

誰しも共通して、例外なく管理すべきものがあろうかと思います。

一体何かと言えば、自心（自分の心）の管理ではないでしょうか？

人は欲深いものです。

放っておけば、欲に目がくらみ、何をしてしまうかわかりません。

金の亡者は典型的なことですが、自己中心的で、自分の都合のことばかり考え、自分の欲のためには、守るべき秩序などを全く無視して、非道徳的な方向に走ってしまえば、人間失格です。

人の上に立つ立場の人が暴走してしまうと、組織全体が何ともなりません。

リーダーには、自心のコントロールは必須です。

更には、自心のコントロールの熟練が求められます。

人や物やお金など、自分の「外」のことではなく、自分の「中」にある自心の管理は、どれほどできてますでしょうか？

 

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主体性をどれほど持っているか？

「誰かに～してもらいたい！」、「誰かが～してくれないやろうか！」

と、他人に依存型の人は、身の回りにおられませんでしょうか？

「私が～する！」とは決して言わず、主体性が無く、労力の要することは、自分ではやろうとしない人、果たしてこういった人と付き合いたいと思われますでしょうか？

人の上に立てば、指示命令により、いかに人を動かして、成果を出すかが問われますが、まだまだ自分が実働部隊の立場にいながら、口ばっかりで、自分では何もしようとしない人は、周りからの決して良好な評価は得られません。

主体性を持ち、自分に何ができるかを考えて、まずは実行すること・・・

非常に重要には思われませんでしょうか？

 

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１つの事実に、捉え方は２通り

１つの事実に対して、捉え方は２通りあります。

●良い方に捉える　⇒　自分自身、更に磨きをかけて、成長しようとする人

●悪い方に捉える人　⇒　チャンスを活かせず、成長を逃してしまう人

前者のように、前向きにとらえることを、陽転思考と言います。

陽転思考で、向上心が伝わってくる人は、周りも応援しようとしますし、そういった人と付き合いたいと思われます。

逆に後者のように、前向きに捉えない人は、誰からも相手にされなくなり、周りも「勝手にせぇ～！」と思われることでしょう。

１つの事実に、捉え方は２通り・・・

どう捉えるかで、人生そのものも大きく変わってくることと思いますが、いかがでしょうか？

 

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自分の人生の竿

「運命は一夜では変えられないが、自分の進む方向は一夜で変えられる。」

という言葉があります。

「過去と他人を変えることはできないが、未来と自分を変えることはできる。」

ということと、良く似た、同じようなことと捉えることもできます。

自分の人生を、川での船下りと例えるとします。

１０メートル程先に、巨大な岩が見えてきたとします。

そのまま船が進めば、岩に激突してしまうだけです。

岩を動かすことはできません。（これを運命と例えます）

しかし、竿で船の進む方向をずらせば、衝突を避けることはできます。

この例えでおわかりの通り、自分の人生の竿を持っていれば、自分で自分の進む方向を変えること、しいては、自分の人生を変えることができるということです。

自分の人生の竿・・・

自分にとっては一体何か、考えてみては、いかがでしょうか？

 

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自分なら後世に何を残せるか

誰しも、自分が尊敬や感銘を受けるような人に出逢うことはあろうかと思います。

そういった人は、恐らくこれまでに、何らかの功績を残されてることでしょう。

もし、不幸にしてそういった人が亡くなれば、その死と共に、その人の功績が消えてしまうでしょうか？

そうはならず、功績は残り、後世は何らかの形で、その人の功績を目に見えるようにし、更には人の役に立つようにしていくことと思われます。

人の功績は、その人しかできない、自分には関係ないと、思いがちでしょうが、決してそうではありません。

自分なら後世に何を残せるか・・・

また、それが役に立てるか、自分の人生論を考えるに当たり、じっくりと考える時間を作ってみるのも、いかがでしょうか？

 

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名誉欲を高じない

人間には、持って生まれた五欲（寝・食・性・金・名）があります。

始めの４つは、年齢と共に剥がれ落ちていくこともありますが、最後の名誉欲だけは、老齢になればなるほど、それが高じてくる場合もあります。

但し、他人がその状況を見ると、非常に見苦しく感じることがあります。

名誉欲が高まれば、過去の成功体験を引きずり、時代の変化に対応しようとせず、自分古来のやり方、価値観を押し付けようとしてしまいます。

また、人を見下す、上から目線、そのようになってしまい、何とも見苦しく感じてしまいます。

名誉欲を高じない・・・

意識したいものです。

 

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個人のブランディング戦略

就職活動中の学生であろうが、社会人であろうが、個人のブランディング戦略は必要かと思います。

早い話が、自分の得意なこと、長所を相手にうまく伝え、「○○なら、あなた！」、「○○においては、あなたはすごい！」と言われる程になれば、自己ブランドは確立されます。

会社を代表して、顧客に接する営業職であれば、会社のブランディングもできれば、相手も理解しやすく、契約につながる確率も高まることと思います。

「弊社は、○○においては、地域でナンバーワンです！」

「○○の業界においては、オンリーワンです！」

など、セールストークで話ができ、小さなテリトリーでのナンバーワンやオンリーワンがあれば、ブランディングできます。

個人のブランディング戦略・・・

自分の人生の確立にも必要かと思いますが、いかがでしょうか？

 

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