子供の進学のこと、相続のことなどについて、家族会議と称される話し合いの場がありますが、この家族会議がすぐに結論が出ず、難題を抱えるという経験はありませんでしょうか?
家族で徹底した話し合いをしなければ、何も決まらず何も前に進まない事案もあります。
家族会議が大事だとわかっていても、やったらやったで、大もめにもめてしまい、最後は喧嘩になるぐらいなら、やらないほうがいいんじゃないかと思ってしまうこともあるでしょう。
それでは何故、家族会議はすんなりと結論が出ず、もめてしまうのか考えてみます。
原因の一つとして、家族会議を会社の会議や商談のように話を持っていってしまう可能性があるのではと、思われます。
つまり、商談のように、売った買った、儲かる儲からないといった、損得勘定が入ってしまうことはありませんでしょうか?
「これだと得する、損する。」
このような基準で話し合いをしてしまうと、当然もめるのは、目に見えてます。
家族会議は損得を議論する会議ではなく、本音を言いつつ、歩み寄よろうとする会議のはずです。
また、会社の会議のように、すぐに結論を出さなければと思ってしまってませんでしょうか?
1回目の話し合いで結論が出る訳もなく、何度も何度も話し合い、歩み寄り、話し合いがまとまります。
特に親の土地・建屋や財産の相続についての家族会議になれば、今後は相続税が引き上げられることから、話し合いに相当時間がかかるように思われます。
家族会議は、会社の会議でも商談でもありません。
たとえ子供の進学や就職についてであっても、子供の人生のためにも、歩み寄った話し合いができるよう、今一度家族会議の位置づけを認識する必要はありませんでしょうか?
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