他人の話を聴く時、その反応は大きく二つに分かれます。
一つは、話を聴いて、すぐに反論することです。
「いや違う!」、「それは間違っている!」などと、すぐに評論評価してしまうことです。
心の中で、相手の言ったことを「そうは言っても・・・」とか、「それはわかっているですが・・・」と思うことも、反論になります。
もう一つの反応は、話を聴いて、それを受け止めることです。
受け止めるとは、頷いたり、「そうですね!」と表面的に言うだけでもありません。
「違う!」、「間違っている!」と思っても、そういう意見もあるのだと、心の底から思い、自分の心の中にしまうことです。
それは、相手を尊重することですから、話した相手は、「話をしてよかった!」と充実感を覚えます。
また、自分に対して、話したいとも思ってもらえることでしょう。
人の上に立つリーダーであれば、常に後者が妥当かと思います。
人の上に立つ立場で反論ばかりしていたら、部下は「もう話をするのはうんざり!」と、なってしまいかねません。
「それは違う!」、「それはおかしい!」と思っても、「そういう考えもあるよね!」と肯定的に受け止めることができますでしょうか?
人の上に立てば、ついつい反論してしまいがちでしょうが、反論せずに、話を受け止めることも、リーダーの力量かと思いますが、いかがでしょうか?
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