朝令暮改の意味について調べてみると、朝に出した命令を夕方にはもう改めること、方針などが絶えず変わって定まらないことと記述されてます。
時代の変化が激しい昨今では、先見性が当てにならず、将来を正しく見通すことなど至難の業で、必要に応じて早急な軌道修正を絶えずする必要もあることでしょう。
それゆえ、組織においては、リーダーの朝令暮改は必要とされる所以(ゆえん)です。
ところが、何でもかんでも、コロコロと指示命令や方針が変わるのは、ブレているという捉え方もあり、部下の信頼は薄まってしまうこともあります。
その時の気分や勘で現状維持や方向転換を決定していると、部下からすれば、「うちの上司は思い付きばかり!」と思うようになってしまいます。
そして、「どうせまた、変わることやろう・・・」と、部下の動きは鈍くなってしまうかもしれません。
変化に柔軟であるためには、変化しないブレない軸が必要ではないでしょうか?
ブレない軸とは、会社であれば経営理念や社是・社訓といったものです。
営業であろうが、製造であろうが、どういった実務においても、部門は関係なく、経営理念や社是・社訓にさえ基づいていれば、必要に応じて指示・命令や方針が変化したとしても、部下も納得するはずです。
経営理念や社是・社訓に基づいた朝令暮改・・・
やはりこれを目指すべきではないでしょうか?
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