自分が人の上に立つ立場になったり、あるいは後輩社員ができるようになった時、自分の部下にしたいと思う人には、いろいろな側面を持ってもらいたいと思われることでしょう。
素直である、几帳面である、好奇心がある、気配りができる、忍耐強さがある、準備を怠らない、向上心がある、ミスをしない、何ごとも手早い、などなどプラスの側面があればある程、越したことはないと思います。
ところが、ここで客観的に自分を見てはどうかと思いますが、自分以外の人にこうあってほしいと思うことが、自分自身ではどうでしょうか?
つまり、自分の分身を部下にしてみたいと思われるでしょうか?
自分以外の人にはこうあってほしいと思う前に、自分自身をそのように近づける必要はありませんでしょうか?
過去と他人を変えることができない以上、まずは自分が変わる必要がありませんでしょうか?
自分が変わることにより、周りに良い影響を及ぼすこともあります。
勿論、自分がズボラ、横着、いい加減といった悪い方向へ変わってしまっては、周りも影響されて悪い方向へ変わってしまいかねませんので、悪い方向へ変わってはいけないことですが、自分の部下にしたいと思う人に要求するならば、まずは自分がそうなることが大前提かとは思いますが、いかがでしょうか?
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