創業とは、会社を一から作り上げることで、守成とは、会社を受け継ぎ守り抜くことを意味します。
何も会社でなくても、会社内の新しい事業部門の立ち上げや、新しい工場や営業所の立ち上げなどでも同じです。
よって、会社の代表者のことだけではなく、会社の管理職にも当てはまることです。
創業と守成とでは、どちらが大変かと言われても、実は比較しようがないと思います。
どちらも大変ですし、どちらもその分、やりがいがあるでしょう。
創業は一から作ります。
何もない中から、一つずつ積み上げていく大変さがありますが、自分の思っている通りに積み上げていくことができ、やりがいにつながります。
但し、せっかく創業したからには失敗させたくない、してはいけないというプレッシャーは、人一倍重いことでしょう。
後を継いでやっていく守成は、今あるものを受け取るところから始まり、自分の思い通りにはいきません。
今あるものに、自分を合わせていき、そして今あるものを少しずつ、自分の都合の良いように改革していくといった、守成には、実は非常に難しい技術が求められるように思います。
創業とはまた違ったプレッシャーでしょうが、自分の代で潰すわけにはいかないといったプレッシャーは、人一倍重いことでしょう。
そう考えれば、創業と守成、どちらが大変かと問われても、答えようがない程どちらも大変です。
日々、プレッシャーに押し潰されないよう、代表者のみならず、管理職も、悪戦苦闘していることを認識して頂ければと思います。
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