だれしも、好きこのんで恥をかこうという人はいないでしょう。
ところが、恥をかく経験は、だれしもあることと思います。
また、恥をかけば、烙印を押されるという風潮もありますので、どうしても恥をかかないようにと考えてしまいがちです。
しかしながら、恥をかくことに対して、何も否定的に思わずに、肯定的に、前向きに考えてもよろしいのではと思います。
ことわざには、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」というのがあります。
そう考えれば、恥をかくことにより、成長すると考えられませんでしょうか?
ある書籍を読んでいて、他界された劇作家のつかこうへい氏の名言がありました。
「思えば、恥の多い人生でございました。」
解説文は以下の通りです。
何もしなければ、恥をかくこともない。
「生きる」ことは「恥をさらす」ことである。
「恥の多い人生」こそ、「充実した人生」である。
荘子や吉田兼好も「命長ければ、恥多し」と看破している。
また、夏目漱石も「恥をかき、汗をかき、義理を欠く」のが「人生の3カク主義」であると説いている。
このような文面を読めば、恥をかくことをもっと前向きに考えてもよろしいのではないかと思いますが、いかがでしょうか?
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