会議等のグループ討論は、参加者が意見をぶつけ合って、個人では浮かばない何かを見出すことに意義がある、生産活動の一つだと思います。
しかしながら参加者の中には、自分では意見を全く出さず、滞りなく結論が出て、終ればそれでよしと考えてる人が、周りにはおられませんでしょうか?
それ以外にも、自分が意見を出せば、叩かれて傷がつくことを避けようとする考えがあれば、逆に自分以外の人を叩いて傷つけてしまって、あとあと恨まれることになるのを避けたいという考えもあると、ビジネス誌の記事にありました。
何も生み出さないで、お互いに言いたいことを言い合って激論するだけの討論は、何ら意味がありませんが、グループ討論には、必ず目的があるはずです。
その目的を見失ってしまうから、何ら結論が出ない、あるいはあやふやはグループ討論になってしまうように思います。
また、叩かれる、傷つく、恨まれるといったマイナス要因を排除するにも、参加者が遠慮しないで積極的に意見を出せるような雰囲気、グループ討論のあとは「ノーサイド」という雰囲気を議長が作れるかどうかも、重要ではないでしょうか?
果たして現在定期的に実施されてるグループ討論には、目的が明確にされ、生産活動と言える状況になっているでしょうか?
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