だれしも一人一人、個性があることについては、既に記述した通りです。
人をイカやタコに例えるのもどうかと我ながら思いますが、イカとタコは、外見では足の本数や色が異なるのはわかりますが、どちらも軟体動物であり、墨を吐き、よく似た性質があります。
また、どちらも煮ようが焼こうが食べることができます。
ところが、それぞれおいしく食べるには、調理方法や味付けのやり方が異なってきます。
よく似てるからといって、通り一遍の同じ調理方法はされません。
人も同じで、人それぞれ個性がある以上、通り一遍で複数の人に対して同じ接し方をしたところで、人付き合いはうまくいくものではありません。
人それぞれに応じた接し方があるはずです。
ところが、部下を持つ立場の人であれば、複数の部下に対しては、誰に対しても通り一遍の同じ接し方をしてしまってるということはありませんでしょうか?
一人一人の特性に応じた接し方をしていかないことには、組織がうまくまとまりません。
いくら強烈にトップダウンで指示命令したところで、足並みが揃いません。
こう考えていけば、「イカとタコを一緒にしない」ということを認識すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか?
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