昨今では大阪地区にも進出してきた千葉県松戸市に本社のあるドラッグストアーチェーン店「マツモトキヨシ」の創業者、故・松本清氏は、かつて松戸市長だった頃、市役所内に「すぐやる課」を立ち上げられたといういことは、有名な話です。
「すぐにやらなければならないもので、すぐやり得るものはすぐやります。 市長」
と書かれた垂れ幕があったようです。
「“すぐやる課”というのは、市民から依頼があったら、なんでも即やる。それが仕事です。」
と松本清市長が発表すれば、即日から電話のラッシュだったようです。
「通学路のぬかるみを取り除いて欲しい。」
「ドブの修理をして欲しい。」
となど、中には自分勝手な依頼もあったようですが、とにかく言い訳することなく、即実行に移されました。
そこで、市民に愛される評判の良い市役所とまで言われるようになり、全国各地から松戸市役所の「すぐやる課」の視察に来られるようになったとのことです。
ところで、我々自身、すぐに出来ることも、何かと自分に勝手な言い訳をつけて、先へ先へと延ばしてしまうことがありませんでしょうか?
ところで、我々自身、すぐに出来ることも、何かと自分に勝手な言い訳をつけて、先へ先へと延ばしてしまうことがありませんでしょうか?
困ったことに、「グズグズ癖」というのは、少しでも気を許すと、簡単に身に付いてしまいます。
「グズグズするのは、時間の泥棒」という古い諺があります。
その通りだと思います。
しかし、もっと重要なことは、グズグズしてしまうと、チャンスを逃してしまうことが多々あるのではということです。
もしも、重要な決断を先延ばししたり、リスクを冒すことをためらったり、あるいは時間が問題を解決することを期待していると、それは「グズグズ癖」がチャンスを逃しているのは間違いありません。
・メールやFAXの返信は即座にする
・結婚式の招待状の返事は即座にする
等、まずは身近なことからでも、「グズグズ癖」を排除する習慣を身に付ければいかがでしょうか?
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