商品開発において、独創的なものを開発すれば商売にすぐにつながるかと言えば、そうはならないでしょう。
勿論、ある程度の宣伝期間も必要でしょうが、世の中で何ら認知されてないことには、商売につながるには、程遠いとは思いませんでしょうか?
むしろ、今あるもの(販売実績のあるもの)に改良を加えていくだけでも、ある意味独創的で、商売につながりやすいのではないでしょうか?
携帯電話で例えれば、最初に市場に出だした頃には、肩から弁当箱のような重い機械をぶら下げるタイプで、高額でしたし、一般消費者には手が出るものではありませんでしたので、携帯電話というより、移動電話と呼んでいたかと思いますが、この頃には携帯電話としての認知度は低かったことと思います。
ところが、それから改良を進めていき、一般消費者が契約できるような価格帯になり、その頃にようやく電話するだけの携帯電話が認知されてきました。
更に携帯電話に改良を加えていけば、メールができ、インターネットができ、カメラが付き、音楽も聴け、オプションではクレジット機能も付き、独創に独創を重ねたような気がします。
よって、何もないところから独創的なものを開発することに、何ら異論はありませんが、売れるかどうかはまた別の話ですし、今以上に売れるための商品開発なら、今あるものに改良を加えた方が、ある程度の認知度も浸透しており、何もないところからの開発商品より売れる可能性は大きいかと思いますが、いかがでしょうか?
【生興株式会社 ホームページ】
http://www.seikofamily.co.jp
【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html