商品には、大きく分ければ2種類あります。
「集客商品」と「収益商品」です。
「集客商品」とは、利益率は薄いものの、集客効果のある商品で、その商品をPRすることにより、お客様に関心を持って頂け、自社に目を向けて頂くことにつなげることを目的とされてます。
いわば、客寄せパンダ的な商品です。
「収益商品」とは、「集客商品」が売れることにより自社に目を向けて頂いて、「集客商品」とともに同じお客様に買って頂こうとするついでながらの商品ですが、実は利益率は高く設定された商品で、利益を生み出すことを目的をされてます。
いわば、影の儲け頭です。
そこで、「集客商品」と「収益商品」の売れ行きのバランスが良ければ、大変業績が安定すると言われてます。
確かに、「集客商品」を売るばかりでは、薄利多売になるだけで、利益向上にはつながりません。
代表的な事例としては、ラーメン屋とハンバーガーショップが挙げられます。
ラーメン屋は当然のことながら、ラーメンを全面的にPRし、集客します。
ところが、ラーメンが売れるだけでは実は儲からないようで、ギョーザが実は利益率が高いようです。
ラーメン屋に行けば、「ご一緒にギョーザはいかがですか?」と言われた覚えがあることと思いますが、実はラーメンから一歩引いた、ギョーザが儲け頭であるという事例です。
全ての店かどうかは知りませんが、そういった戦略を打ち出している店があるとのことです。
ハンバーガーショップも同様で、ハンバーガーを売るだけでは実は儲からないようで、ドリンク類が影の儲け頭とのことでした。
ここで、自社に置き換えて、「集客商品」と「収益商品」を洗い出してみて、戦略を考えてみてもよいのではと思いますが、以外に難しいものです。
飲食店だからできるということでもないでしょうし、あらゆる業種においても、「集客商品」と「収益商品」がハッキリして、バランス良く売れて、好業績の会社もあることでしょう。
「集客商品」と「収益商品」の洗い出し、取り組んでみてはいかがでしょうか?
【生興株式会社 ホームページ】
http://www.seikofamily.co.jp
【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html