前回の「ミラーワールド」の鏡に関する話です。
同じグループや、同じ人たちだけと長く一緒にいる、あるいは付き合っていると、慣れて刺激を感じなくなってしまうといったマンネリ現象が起こりうる場合があろうかと思います。
このマンネリ現象は、ミラーワールドの鏡に汚れが生じてきてしまった状態ではと、考えられます。
鏡に汚れが生じて、新しいものが見えなくなってくると、だんだん刺激がなくなり、自己変革が生まれにくくなります。
相手が何を考えているかがわかるから、気安い面はありますが、自分が成長していく上では、マンネリ現象は、あまりよろしくはないのではと、思います。
自分を成長させるためには、継続的に鏡を磨く、つまり、異質な人や文化に触れていくことが欠かせないのではないでしょうか?
親しい仲間は大事な財産ですが、それだけに自分の行動範囲を狭めてしまっては、自分が成長できません。
小学校の頃、仲の良かった友達がいたとしても、中学・高校・大学も同じ学校の同じクラス、就職先も同じ会社といったように、一生同じ境遇で付き合うということは、殆どありえないでしょう。
常に異質な人や文化と触れ合わないことには、新しいアイデアや知恵も出ることがなく、成長が止まってしまうように思います。
今この時こそ、鏡を磨いて、マンネリ現象の打破が必須ではないかと思いますが、いかがでしょうか?
【生興株式会社 ホームページ】
http://www.seikofamily.co.jp
【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html