「先を読む」ということは、囲碁・将棋の世界では当然のことながら、よく言われることです。
ビジネスの世界でも、「先を読む」ということは重要とされていますし、私自身も同感です。
この考えを、特に変えるつもりはありません。
【ある知り合いの経営者の話】
「先を読む」ことは大事だが、先の先を読み過ぎてしまうと、選択の余地をなくしてしまい、結局何も行動しないようになってしまうこともある。
何もしないことが、結果的に良いこともあろうが、それでは改革にはつながらない。
特にこれほど変化の激しい時代には、先の先まで読んでいる間に状況がすぐに変わってしまい、何もしないで取り残されてしまいかねない。
よって、先を読むにも、ある程度で止めて、早く次の行動を起こさないことには、この時代には勝ち残っていけない。
このような話を聞いて、否定するつもりはありませんが、つくづく、人それぞれ、いろいろな考え方があるものだと思いました。
私は、人命に関わることであったり、大きな経済的損失をまねくといった、大きなリスクを伴うことには、先の先まで読む必要はあろうかと思います。
ですから、何か正解なのかを判断することが非常に難しい時代に突入しており、今こそ判断力が問われることを、実感しています。
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