先日、ある会合にて、ある経営者の方が、
「最近の若い人は、ものづくりに無関心になってきているのでは?」
と話をされました。
私も多少は同感です。
まだまだ、ものづくりをする会社(製造業)に対するイメージとして、3K(危険・きつい・汚い)職場がぬぐいきれていないのかもしれません。
それでは製造業として、若い人に、ものづくりについて関心を持ってもらえるような働きかけをしているのかといえば、これがまた、不充分なのではないかと思います。
3K職場を3S(整理・整頓・清掃)ができている職場に変えることは勿論のこと、ものづくりに対する思い、やりがい、満足感、夢、お客様のよろこびといった魅力的なことを、うまく伝えきれていないのではないかと思います。
うまく伝えることも非常に難しいかもしれません。
しかしながら、今後益々の少子化が進めば、ほっておいたら製造業で働きたいという若い人の絶対人数が、もっと減ってしまうのではないかと、予測されます。
製造業としての魅力をうまく伝えるには、まずは今働いている社員さんが、給与、労働条件、福利厚生などの労務面よりも、やりがいや夢といったことについて、会社や仕事に対する満足度が高いかどうかによりけりではないかと思います。
弊社もものづくりをする製造業として、魅力を出すためにも、「社員満足度の向上」を意識しなければならないのではと、改めて気付かされました。
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