大阪府在住の方であれば、百貨店と呼ばれるデパートの所在地としては、大阪市内にある天王寺、難波、心斎橋、梅田あたりを思い浮かべる方が多いのではと思います。
大阪府内の鉄道沿線にも所々デパートはありますが、その沿線の住民でなければ、なかなかその沿線のデパートのことは思い浮かびません。
現在、私は大阪府堺市内在住ですが、自宅に近いところでデパートと言えば、堺東駅と一体化された高島屋と、北花田駅すぐの阪急百貨店が思い浮かびます。
そこで本日、家族より普段は行かないデパートへ行きたいと言われました。
近場のデパートには買う目的のものがなさそうとのことです。
しかも、午前中は地元のスーパーで食料品の買い物のため、午後から出発し、夕方明るいうちには帰って来たいとのことで、わずか数時間しかありません。
大阪市内のデパートまで出かけるには、移動時間だけで、そこそこの時間をロスしてしまいます。
なおかつ、本日は御堂筋kappo(旧御堂筋パレード)のため、大阪市内は交通規制がかかり、車で行くにも一苦労です。
買ったものを持って帰るにも、電車では持ち帰りにくいので、車での移動を要します。
私自身、デパートと言えば大阪市内という固定観念を持っていました。
そうすると、実に困ったと思いました。
ところが、ふとしたことで、同じ堺市内には泉ヶ丘駅前に高島屋があることを思い出しました。
私自身、泉ヶ丘駅方面には普段からなかなか用事で行くこともなく、すっかり頭から消えていました。
大阪市内へ向かう距離とさほど変わらないものの、大阪市内方面と違い、交通規制がないだけましと思い、泉ヶ丘駅前の高島屋に行ったところ、無事に買う目的のものがあり、安堵の思いでした。
ここで思い知らされたのは、自分が良く知っている一定の方向だけの固定観念をなくし、360度見渡してみるということです。
ひょっとしたら、良く知っているということで、いつも遠くばかりに目を向けていても、実は角度を変えれば身近に必要とするものがあるのでは?と、いうことはあり得ませんでしょうか?
【生興株式会社 ホームページ】
http://www.seikofamily.co.jp
【お客様相談室宛メール】
http://www.seikofamily.co.jp/form/form.html