当事者意識とは、自分を取り巻くすべての問題に対して、自分のことのように考えることができるという意識です。
職場や同僚の問題などの内的問題もあれば、取引先に関する外的問題もあり、自分の周りにはあらゆる問題が存在します。
会社役員や幹部社員は当事者意識の塊(かたまり)です。
「景気が回復すれば何とかなるだろう。」と会社役員や幹部社員が当事者意識を持たないようでは、業績が良くなるはずがありません。
社員も同じです。
「誰かが電話を取ってくれるだろう。」
「自分以外にも売上を上げてくれる人がいるだろう。」
「お客様からのクレームも誰かが処理してくれるだろう。」
「その件は自分には関係ない。」
「俺がやらねば誰がやる。」ではなく、「俺がやらねば誰かやる。」
このように当事者意識を持たない社員ばかりであれば、会社は崩壊してしまいます。
上司が部下に対して当事者意識を持たせようとするには、一通り部下の話を聴いたあと、
「それであなたなら何ができるの?」
と根気良く問い続るしかありません。
少しずつ変化が見えてくると思います。
経営層を含め、会社に関わる全ての人が当事者意識を持つ。
会社を良くしていくには必要十分条件ではないかと思いますが、いかがでしょうか?
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