中小企業の街、東大阪発「一日一語」

賛成・賛同を求めない

人と会話をしていると、無意識に相手に自分の思ったような答が返ってくることを期待してしまうことが多いように思います。

「おっしゃる通りです！」、「おっしゃる通りに従います！」、「その意見に賛成します！」

となど、無意識にこういった答が返ってくることを期待してませんでしょうか？

ところが反対意見等、期待はずれの答が返ってくると、無性に腹が立ったり、頭にきたりするでしょうが、ここで、怒り出してしまうようでは、大人気（おとなげ）ありません。

それなのに、特に目上が目下に対しては、ついつい目上の自分に対して、目下は賛同し、従うべきとなど、勝手に思い込んでしまうきらいがありませんでしょうか？

自分以外の人は、自分の意見に対して、賛成・賛同しようが、反対・反論しようが、その人の自由です。

よって、反対・反論されて怒り出してしまうというのは、論外でしかありません。

大人の対応としては、反対・反論されようが、怒り出すことなく受け止め、自分で自分を落ち着かせるしかありません。

賛成・賛同を求めない・・・

これが最善の策と思いませんでしょうか？

 

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人生は思い込みで決まる

人それぞれ、多種多様の人生があります。

自分で幸せと思い込んでる人は、間違いなく幸せな人生を送ってます。

一方、自分は不幸と思い込んでる人は、それを望んでいなくても、不幸な人生を送っていることでしょう。

つまり、人生は思い込みで決まると言えませんでしょうか？

たとえ充分にお金を持っていなくても、今、自分がこうして生きていること自体、幸せと思い込むことができれば、幸せな人生を送っていることになるはずです。

一方、たとえ潤沢にお金を持っていても、誰とも人間関係がうまくいかず、何をやっても面白いとも思えず、自分は不幸と思っているようであれば、不幸な人生を送っていることになるはずです。

人生は思い込みで決まる・・・

このように思いませんでしょうか？

 

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自分以外の人を否定せず、自分も正論を述べる

どこの会社でも求人難とは言いつつ、一方では社員の定着率が低いということで悩まれてるという話もよく聞きます。

定着率が低い、つまり言い方を変えれば離職率が高いということになるでしょうが、これは単に会社の待遇や給与、福利厚生面で不満があることが原因かと言えば、そうでもなさそうです。

離職の原因の９割以上は、職場の人間関係の問題であり、１割以下はその他の理由とされてるようです。

それでは、職場の人間関係の問題とは、何がどう問題なのかというと、実は答が無いということです。

職場において、「私が正しい！」、「いや、私が正しい！」となど、両者とも正論を通すことにより反発し合ってしまい、関係性が良くなることなどないということです。

それではどうすれば、良い関係性になるか、あるいは良い関係性を維持できるのかと言えば、自分以外の人を否定しないということでしょう。

「あなたの言うことは正しいし、私も正しい！」

の一言から、どれほど歩み寄れるかということになりませんでしょうか？

自分以外の人を否定せず、自分も正論を述べる・・・

非常に難しいコミュニケーション手法でしょうが、これができてこそ、職場での人間関係も良好になり、離職問題なども起こらなくなるように思いませんでしょうか？

 

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上司に求められる傾聴力

上司、部下間におけるコミュニケーションでは、上司が忙しい時に部下から報告、連絡、相談を受けた場合、どうしても上司としては部下の話を遮る（さえぎる）ことがあるでしょう。

勿論、忙しい上司に対しては、部下としても要点を簡潔にまとめた上で要領よく報告、連絡、相談する必要もあります。

一方上司としては、長年の勘と経験で、部下が一体何を言いたいのかを見通し、状況の把握どころか、対応策まで瞬時に思い付き、アドバイスすることもあるでしょう。

それでも、部下の報告、連絡、相談や自分の考え等、上司に対して話をする時は、上司としては遮ることなく、最後まで話を聞くことが、ある意味重要なコミュニケーションであるように思います。

たとえ話の内容を最後まで聞くまでもないようなことであったとしても、「上司は最後まで話を聞いてくれる。」と部下に思ってもらえることが、上司、部下間の信頼関係の構築にもなりませんでしょうか？

上司に求められる傾聴力・・・

このように思いませんでしょうか？

 

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会話中の繰り返しは固有名詞、数字に絞る

他人と会話をしていて、会話の内容によっては聞く側が相手の話したことを繰り返すことがあります。

これは聞く側としては確認するの目的があります。

また、相手には自分の話を確実に聞き入れてもらっているという安心感を持ってもらえます。

但し、何でもかんでもオウム返しのように相手の話を繰り返せば良いというものでもありません。

何でもかんでも繰り返していては、スムーズな会話にもなりません。

繰り返す内容としては、人名や地名などの固有名詞、あるいは数字に絞った方がよろしいかと思います。

 

例１）　「そのことなら、鈴木さんが詳しいのでは？」、「鈴木さんですか？」

例２）　「期限は７月３１日までにお願します。」、「７月３１日ですか？」

 

といった具合に繰り返すと、聞く側の確実な確認もでき、話す側としても確実に伝わっているという安心感も持つことでしょう。

会話中の繰り返しは固有名詞、数字に絞る・・・

早速実践できるように思いませんでしょうか？

 

　

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愉快に働く１０か条

非常に参考になる語録を見つけました。

大王製紙の元社長、藤原銀次郎氏の「愉快に働く１０か条」です。

 

第１条　仕事を自分のものにせよ

第２条　仕事を自分の学問にせよ

第３条　仕事を自分の趣味にせよ

第４条　卒業証書は無いものと思え

第５条　月給の額を忘れよ

第６条　仕事に使われて人に使われるな

第７条　ときどき必ず大息を抜け

第８条　先輩の言行を学べ

第９条　新しい発明発見に努めよ

第10条　仕事の報酬は仕事である。

 

特に第10条の「仕事の報酬は仕事である」については、あらゆる著名な人から聞いたことがあり、馴染んでおります。

この「愉快に働く１０か条」は、理解しやすく、納得もいきませんでしょうか？

 

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時短、効率化を意識しすぎない

ここ数年、食事の時でも、休憩中にコーヒーやお茶を飲む時も、いつもセカセカとせわしなく、心の中で「忙しい、忙しい！」とボヤきながら、飲んだり食べたりしているような気がします。

そのせいか、やたらと食事の時間も早く短く、さっさと食べ終わって、次のことをやろうという心理が働いてしまいます。

更には、おにぎりやサンドイッチを「ながら食べ」しながら書類に目を通すということもあります。

１秒でも時短につなげる、今以上に効率化すると言えば聞こえがよろしいでしょうが、食べ物、飲み物を美味しく味わうということが、どこかに飛んでしまっております。

複数の人と会食する場合は、食事そのものより会話や情報交換が主目的ですので、ある意味食べ物を美味しく味わうことは二の次なのかもしれません。

しかしながら、生きていくためにも、エネルギーを補給するためにも、人間であれば食事をしますが、食事をするなら美味しさを噛みしめる余裕も必要な気もしてきました。

食事できることそのものに感謝をすることは大前提ですが、美味しさを噛みしめる余裕、更には心の余裕もあることにより、充実感も味わえるとは思いませんでしょうか？

時短、効率化を意識しすぎない・・・

この考え方も、ある意味必要とは思いませんでしょうか？

 

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期日を決めて、後回し、先送りをなくしていく

非現実的でない限り、人間としてやればできることは多々あるはずです。

勿論、やってもメリットが無い、意味が無いという判断をすることであれば、やらないことを決めて、「やらない！」ということでよろしいかと思います。

ところが、やらなければならないとはわかっていても、急ぎではないし、手間暇がかかり、面倒なことについては、ついつい後回しにしてしまい、気付けば期限寸前になってしまって、慌てることもあるでしょう。

そういった、緊急性は低いものの、重要性が高いものについて、後回し、先送りにしがちでしょうが、そういった事案に自分なりに早目の期日を決めて取り組んでいけば、早いうちに実現でき、後々、降って湧いてくることにも対応できるようになるでしょう。

特に、整理、整頓、清掃、修理等が該当するように思います。

期日を決めて、後回し、先送りをなくしていく・・・

案外、重要なことと思いませんでしょうか？

 

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口は幸せのもと

「口は災いのもと」と言われる通り、言葉づかいに気を付けないと大変なことになるのは、ご承知のことと思います。

それほど、言葉を口に出すことは、非常に重みがあるということになります。

よって、後向きなことばかり口に出していると、大概口に出した通りになってしまいます。

逆に前向きなことを口に出していると、口に出した通りになることも充分あり得ます。

成功する人の中で、後向きなことを口に出す人は皆無でしょう。

口は幸せのもと・・・

どうせなら幸せになるように、後向きな言葉を封印し、前向きな言葉に絞って口に出していこうと思いませんでしょうか？

 

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今の自分にできることとは

人は年齢を重ねていくと、残念ながら知力、気力、体力ともに衰えてきます。

このことは仕方ありません。

それでは、今の自分の年齢で、できることは一体何かを追及し、悔いなくやり切るということは重要と思いませんでしょうか？

自分自身の残りの人生計画を描くこともさることながら、親であれば子供に、上司であれば部下に、先生であれば生徒に伝承したいことを伝承していくのも、あれこれとあるかもしれません。

勿論、世代が変われば、自分の過去の経験が通用しなくなることもありますし、後世の考え方、価値観も大きく変わってきてます。

それほど、伝承することが非常に難しくなってきているように思います。

今の自分にできることとは・・・

キャリアを積んでいけば、一度考えてみてはいかがでしょうか？

 

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