中小企業の街、東大阪発「一日一語」

お金にならないことでも重要なことがある

「お金にならないことなら、最初からやらない！」

このような方針を掲げる人もおられることでしょう。

生きていく限り、お金が全てという考え方でしょうが、この考え方で幸せになったという人は聞きません。

四六時中、お金のことしか考えないということは、お金に縛られ、囚われてるとしか考えらず、それで幸せとは到底思えません。

お金にならないことなら、最初からやらないという方針になると、極論を言えば、挨拶をしない、整理・整頓・清掃をしない、人を思いやる心を持たない、となど、ここまで徹底してしまえば、人として果たしてどうかと思われるだけです。

お金にならないことでも重要なことがある・・・

このように思いませんでしょうか？

 

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社会人として仕事をする限り、人見知りするしないは関係ない

「私は人見知りするので、営業の仕事には就きたくない！」

そのように思われてる就職活動中の学生もおられることと思います。

営業の仕事は、既存顧客の深耕か、新規顧客の開拓か、大きく２つに分かれますが、新規顧客の開拓になると、ほぼ毎日、飛び込み営業、名刺交換、自社や自社商品のＰＲ等といったことを繰り返しますので、初対面の人と会って話を繰り返すことから、人見知りの自分には務まらないという思い込みがあるかもしれません。

それでは、営業以外の仕事であれば、人見知りの人であっても務まるのかと言えば、人見知りであろうがなかろうが、関係ないと思います。

極論を言えば、どういった仕事をしようが、社会人として仕事をする限り、人見知りかどうかなど関係なく、やるべき仕事はやるしかないように思います。

同様に、「今日はモチベーションが低いので仕事をしたくない！」とは言いつつも、やるべき仕事をやることにおいては、モチベーションの高い低いは関係ありません。

今日はモチベーションが低いので仕事をしなくて済むということでもありません。

社会人として仕事をする限り、人見知りするしないは関係ない・・・

どういった仕事でも、社内外問わず他人とのコミュニケーションが必要である限り、このように思いませんでしょうか？

 

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目標から逆算して、今やるべきことは何か

「昨年によりも、もっと業績を上げよ！」

上場企業は、このように株主から圧力をかけられますので、上場会社勤務になると、トップダウンで昨年よりも業績を上げることが使命として浸透させられることでしょう。

非上場企業であっても、どうしても前年実績と比較し、月々の業績が上回った、下回ったと営業会議等で議論されることと思います。

本来ですと、年間目標設定があり、月間目標設定があります。

月刊目標設定に基づき、月々の仕事が遂行されます。

月々の目標設定については、前年実績を上回ることがあれば、下回ることもあります。

運よく、前年は大型案件をタナボタ式で受注した等なれば、今年のその月は、目標としても前年を下回る設定をすることがあり得ます。

つまり、そもそも設定した目標をさておき、どうも前年実績に囚われて、前年実績に対する意識の方が強く、目標が忘れられがちとは思いませんでしょうか？

更には目の前の仕事をこなすことが必死になり、目標に対する意識が欠如し、その結果、目標未達となってしまっては、「必死になったことが一体何だったのか？」ともなりかねません。

目標から逆算して、今やるべきことは何か・・・

常に冷静になって、この意識付けが必要と思いませんでしょうか？

 

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選ばれるポイントとは

私個人的には、パチンコ屋に行くことはありません。

最近のパチンコ屋は、店内に喫煙ルームを設置し、パチンコ台の前では全面禁煙となってる店もあるようですが、それでもまだまだ、全面禁煙になっているパチンコ屋は少ないようです。

私自身が非喫煙者なので、パチンコ屋に行かない理由の一つでもありますが、ゲーム感覚でお金を消費することを前提でパチンコをしたいとも思っておりませんし、根本的にパチンコで簡単に勝って儲かるとも思っていないことも理由です。

そこで、パチンコ好きな人から聞いた話ですが、パチンコ屋にも店員はおられ、何かと接客はされるでしょうが、パチンコ屋の店員の接客態度等が良いので、決まったパチンコ屋に行くということはないようです。

飲食店や、物販店であれば、単に目的のものを飲食したり、買ったりするのではなく、顧客としては店員の接客態度によっても、その店で飲食するか、買うかといった判断をすることもあります。

ゴルフ場の場合も、いくら素晴らしいゴルフコースであっても、キャディーの接客態度の良し悪しで、ゴルフプレイヤーにすれば、ゴルフ場の印象も大きく変わります。

ところがパチンコ好きな人にすれば、パチンコ屋の店員の接客態度等には殆ど関心が無く、勝って儲かるかどうかに一番関心があるとのことです。

確かに、パチンコ屋の店員の接客態度の良し悪しで店を選ぶといったことは、聞いたことがありません。

選ばれるポイントとは・・・

店舗であろうが、会社であろうが、顧客から選ばれるには、何らかの理由があるはずです。

一度考えてみる必要はありませんでしょうか？

 

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ストレスを乗り越えて習慣化

何か新しいことに取り組もうとすると、慣れて習慣化するまで時間を要します。

しかも慣れて習慣化するまで、どうしてもストレスを感じることになります。

それをグラフに表したものが、写真の通りです。

赤線で描いたグラフの通り、横軸を時間、縦軸をストレスとすると、新しいことに取り組めば、最初は曲線のようにストレスがかかり、最大地点（ａ）を過ぎれば下がってきて、（ｂ）を過ぎれば、習慣化します。

赤線の曲線は、伏せたスプーンのような曲線になっており、「スプーンライン曲線」と呼ばれるものです。

この「スプーンライン曲線」の最大地点の（ａ）地点になかなか到達できないことにより、何か新しく取り組もうとしても、挫折してしまい、諦めてしまうこともあるでしょう。

ストレスを乗り越えて習慣化・・・

物事は習慣化するまで時間と根気を要するということを、つくづく思いませんでしょうか？

 

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正解のないことを自分でどう選択するか

物事には、正解のあることと、正解のないこととがあります。

法令順守に基づき、やるべきことはやる、やってはいけないことはやらないというのは正解ですが、自分の人生を自分で決めることについては、何ら正解はありません。

人それぞれ、多種多様な人生の選択があります。

正解のないことは、ある意味、自由度が大きく、様々な選択肢があり、何をどう選択するかは、その人自身の自由ですが、同時に責任も伴います。

自分で選択して、結果的にうまくいかなかったことがあっても、他人の責任ではなく、自分の責任他なりません。

どうも正解のないことについては、自分の責任になることを避けたいがために、なかなか選択できない、答えを出せないという人も少なくないことでしょう。

正解のないことを自分でどう選択するか・・・

このことが自分の人生も大きく左右するように思いませんでしょうか？

 

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一銭の得にもならないことの実践で心が温まる

落ちてるゴミを拾って捨てる、掃除をするといったことは、掃除業者でない限り、一銭の得にもなりません。

世の中には、自分にとって一銭の得にもならないことが多々あります。

元気よく挨拶をする、周囲には笑顔で接する、整理・整頓・清掃をするといったことは、確かに一銭の得にもならないことでしょう。

一銭の得にもならないことなら、やらない方がマシという合理的な考え方で人生を送っていて、幸せになったという人は聞いたことがありません。

ついつい損得勘定で物事を考えてしまい、一銭の得にもならないこと、時間、労力を要すること、手間暇がかかり面倒くさいことはやらないという方針では、他人を思いやる気持ちを持つことすら損と考えることでしょう。

また、他人を思いやる気持ちを持つ人に、自分は不幸だと言う人も聞いたことがありません。

一銭の得にもならないことの実践で心が温まる・・・

やはり、この考え方に行き着きませんでしょうか？

 

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使った後は使う前より綺麗に後始末する

社内の会議室での会議、社外でのセミナー受講等において、終了後に会議室やセミナー会場のテーブルに消しゴムのカスが残ってたり、テーブルの上や足元に飲み干した空き缶やペットボトルを置きっぱなしになっていることを、たまに見かけます。

「後始末は自分以外の誰かがやってくれるやろう！」

「どうせ掃除業者の人が掃除してくれるやろう！」

となど無自覚に思い、

「自分自身は後始末をしなくてもよい！」

とまで思い込んでる人もおられることでしょう。

これは、他人の立場になって思いやることを考えたり、感謝することを考えるより、自己中心的に、合理的にしか考えないとしか思えません。

損得勘定で考えれば、どうしても合理的に考えがちで、極論を言えば、他人を思いやったり感謝したところで、何らメリットが無いと言い切ることでしょう。

これでは到底、他人と協力し合って、うまく物事を進める事など、非常に難しいのではと思われます。

使った後は使う前より綺麗に後始末する・・・

会議室やセミナー会場のみならず、運動場や体育館等、他人と共用で使う施設、あるいは道具等のものについては、この考え方が必要とは思いませんでしょうか？

 

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質問話法で育てる

人財育成には、上司やベテラン社員が新人や部下に教えるということは欠かせないことでしょう。

ところが、一方的にあれこれと教えれば良いとも限りません。

基礎的なことは、座学的に教えることも必要でしょうが、ある程度、基礎的なことが身に身に付けば、コーチング手法で、質問しながら育てるということも必要かと思います。

「あなたならどうしますか？」

「どうすれば最善と思いますか？」

となど、部下が自分で考えるような質問により、自分で答えを見つけ、育っていくと思いませんでしょうか？

但しこのコーチング手法は、何ら知識も経験もない新入社員には不可能です。

新入社員にはしばらくは一方的に教え、勉強する期間を要しないことには、知識も経験も身に付きません。

ある程度、キャリアを重ねた部下であれば、コーチング手法で、育てることができるでしょう。

質問話法で育てる・・・

コーチング手法がピンとこないようであれば、質問話法と解釈すれば、わかりやすいとは思いませんでしょうか？

 

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いざという時に助けてもらえる関係を築いてるか

緊急事態でも非常事態でもないのに、面倒くさがって横着しようとして、他人に助けを求めたりするのは、いかがなものかと思いますが、困難や問題に直面して、自分自身が最大限に持てる力を発揮してるのに、それでも解決まで到達しない場合は、勇気を出して「ＳＯＳ」を出し、相談するのもありかと思います。

非常に真面目な人に限って、自分で苦痛に耐えながらも解決しようと思われるでしょうが、自分一人では解決できないことも多いはずです。

他人にＳＯＳを出す、相談することが、自分にとっては敗北感を味わってしまうとなど、プライドが高い人は特にそう思われるかもしれません。

中には、自分自身の失態により、問題を起こしたとなると、余計に自分で何とかしようと考えてしまうでしょうが、傷口が小さいうちならまだしも、大きくなってしまうと、自分では手に負えなくなりかねません。

あと、ＳＯＳを出そうが、相談しようが、普段から周囲の人、関係者に対して、助けてもらえる関係を築いているかどかも重要でしょう。

冒頭に述べた通り、緊急事態でも非常事態でもないのに、面倒くさがって横着しようとして助けを求めたところで、「またか！」といった感じであしらわれてしまうだけです。

自分がいざという時に助けてもらうには、普段から自分が他人に対しても助けるといった姿勢も必要でしょう。

いざという時に助けてもらえる関係を築いてるか・・・

根本的にこのことが最重要かと思いますが、いかがでしょうか？

 

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