中小企業の街、東大阪発「一日一語」

自分で自分に期待する

ピグマリオン効果とは、期待されれば期待される程、期待に応えようとする心理効果のことを意味します。

「君ならできる！是非、目標を達成してくれたまえ！」

と上司に期待されて、このように言われれば、期待に応えようとすることがあるでしょう。

ところが、上司に期待されるものの、自分では期待に応える自信が無い場合、どうしても予防線を張ってしまうこともあります。

「期待に応えたいのはヤマヤマですが、この不況の世の中、この少子高齢化が進む地域では、非常に難しいです！」

と言いたくもなることがあるでしょう。

このように、他人から期待される場合は、非常に悩ましい時もあります。

そこで、他人から期待される場合とは別に、自分自身に対して、どれほど期待してるかを考えたことがありますでしょうか？

「私なら、できる！やってみせる！」

「ここまでなら、私でもできる！」

と自分に言い聞かせ、セルフピグマリオン効果により、成果を出せることもあります。

他人から期待される場合は、そのことがプレッシャーやストレスになることすらあります。

ところが、自分で自分に期待するのであれば、自分の実力、能力はわかってますので、プレッシャーやストレスを感じることなく、実行して成果を出すことは可能です。

自分で自分に期待する・・・

結構重要なこととは思われませんでしょうか？

　

 

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計画は実行しながら練り直す

自分自身の人生計画を立てることは、何かとワクワクして楽しく、夢や希望に満ちた作業です。

ワクワクすることが無く、また、楽しいことも無く、自分の人生計画を立てるという人は聞いたことがありません。

計画の前に、目的・目標も明確にする必要がありますが、楽しい計画作りだけで、人生を終始する訳ではありません。

自分で立てた計画を実行しないことには、意味がありません。

ところが、計画を実行される段になると、さまざまな障害、つまずきが現れてくるのも事実で、それらを一つずつ克服していくしかありません。

あるいは、途中であきらめることもあるでしょうが、考えた末に納得してあきらめるなら、それも仕方ありません。

あきらめずに目的・目標に向かっていくなら、実行しながら計画を練り直していけばよろしいのではないでしょうか？

こうすれば、楽しみながら計画を実現していけることにもなるでしょう。

計画は実行しながら練り直す・・・

実践していき、目的・目標に向かっていきたいとは思われませんでしょうか？

　

 

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カリギュラ効果で人を動かす

カリギュラ効果とは、ダメと言われれば言われるほど、やりたくなる心理効果のことを意味します。

「あれダメ！これダメ！見てはダメ！」と言われれば、反対のことをしたくなるでしょう。

特に子供であれば、「勉強しなさい！」と言われれば、勉強をしたくなくなりますし、「規則を守れ！」を言われれば、反抗したくなってしまいます。

このような事例であれば、カリギュラ効果は、人を動かすには逆効果と捉えてしまいがちでしょうが、カリギュラ効果をうまく活用すれば、自分の思惑通りに人が動くこともありえます。

商品説明後、「お気に召さないようであれば、お買い上げなさらなくて結構です！」と言えば、相手は「いえ、注文します！」となど、返って契約につながることもあります。

また、料理人が弟子に対してよく言われることで、「店のトイレ掃除すらできなければ、包丁を握らせない！」と言われると、弟子は早く包丁を握れるようになりたいために、店のトイレ掃除を一所懸命やるようになります。

カリギュラ効果で人を動かす・・・

良い方向に人を動かし、成果を出したいと思われませんでしょうか？

 

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決断が先

「お金と時間さえあれば、やりたいことができ、夢も叶えることができる！」

これまで、私自身もこのように思っていました。

ところが、「それは逆！」と言われたこともありました。

最初に自分にとってやりたいことや夢は何かを明確にし、「いつまでに何をする」という計画を立てて行けば、おのずと必要なお金と時間が見えてきて、何とかお金も時間も工面して捻出しようと考えて行動するということです。

「お金と時間さえあれば・・・」

と言っているうちは、やりたいことをやろうと充分に決断できていないことになります。

また、決断するにも気が進まないようであれば、そのやりたいことや夢は、今の自分にとって重要なものではないのかもしれません。

その時は深追いせず、別のやりたいことや夢を決めればろしいかと思います。

やりたいことをやろうとする決断が先・・・

お金や時間のことを考えるより先かもしれません。

　

 

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自分が「どのようになりたいのか？」

自分の人生が良くなるか、良くならないかは、他人が決めるものではなく、自分で決めるものでしょう。

自分が「どのようになりたいか？」を常に意識しているかどうかが、大きな鍵になることと思います。

自分で自分が「どのようになりたいか？」ということを意識せずに、惰性で日々過ごしているだけでは、苦にならない楽な生き方を選んでしまうのは、間違いありません。

自分が「どのようになりたいか？」を常に意識していれば、壁にぶち当たって苦しいこと、辛いことに出くわしても、何とか乗り越えようとします。

その際には、他人にどう思われようが、気にしてしまっては、これまた躊躇してしまい、前に進めません。

よく、「世間体を気にする」と言われますが、世間体を気にしすぎては、自分の意志で何もできなくなってしまいかねません。

世間体を気にするより、自分が「どのようになりたいのか？」と前向きなことを考えることが重要とは思われませんでしょうか？

　

 

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身口意が一致するか？

「これらをやったら悪党！」

と言われる３つのことがあります。

１）何事も面倒臭がってしまう。

２）辻褄の合わないことを平然と言ったりやったりする。

３）人の悪い所ばかりをあげつらい、欠点を指摘ばかりをする。

心当たりはありませんでしょうか？

但し、悪党というのは悪人とは違い、悪党は悪人の一歩手前のことを意味します。

これら３つの項目が癖になってしまうと、いずれ本物の悪人になってしまう可能性はあります。

悪党にならないようにするためには、身口意（しんくい）が一致した状態、すなわち「身体」と「言葉」と「心」が一致した状態でなければならないと思います。

身口意が一致するとは、言行一致（言ってることと、やってることが一致する）より更に上のレベルですが、まずは言行一致ができないことには、身口意も一致できません。

仕事に限らず、人間である以上、信頼は重要でしょうし、言行一致、身口意の一致は大事なはずです。

３つの悪党の要素が自分の癖、自分の性質になってしまっては、恐ろしいことです。

常に自分の行為に対して気付き、改善すべきことは改善し、言行一致、更には身口意が一致するまで、人間力を高めていきたく思いませんでしょうか？

　

 

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「夢」のハードルは低く、数多く

自分が実現させたいことを「夢」と一般的には言われてます。

その「夢」は、１つに絞らなければならないのか、壮大でなければならないのかと言えば、私はそうとは思いません。

勝手にそのように定義付されるようでは、「夢」についてのハードルが高すぎて、「夢」を描くことすらできなくなってしまいます。

身近なことを、数多く「夢」と捉えてもよろしいかと思います。

「○○を買いたい！」、「○○を食べたい！」、「○○に旅行に行きたい！」、「○○さんと会って話をしたい！」、「健康を維持したい！」となど、手の届く範囲の小さなことが複数あって、それらを１つ１つ優先順位は自分で決めながらも実現していけば、充実した人生を送れることは間違いないでしょう。

「夢」のハードルは低く、数多く・・・

これだけでも、何となくワクワクしてきませんでしょうか？

　

 

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その商品は誰が買いますか？

マーケティングにおいては、５Ｗ２Ｈが活用されます。

Who：誰に？

What：何を？

Why：なぜ？（どういった理由で？）

When：いつ？

Where：どこで？

How：どのように？

How mach：いくらで？

この７つの要素をハッキリさせていかないことには、売れません。

中でも、「Who：誰に？」という標的顧客の絞り込みが、案外できているようでできていないこともあろうかと思います。

個人消費者相手に老若男女を問わない不特定多数、法人相手に会社の規模や業種業態を問わない不特定多数などといった答えが出てくることもありますが、果たしてその通りかと言えば大きく疑問を感じ、全く標的顧客を絞れていないのではないかと思えます。

勿論、取引をしようと思うからには、確実に支払ってもらえそうな顧客に絞る、法人であれば与信問題をクリアできる法人に絞るのも１つですが、突き詰めていけば何かしらあるはずです。

「その商品は誰が買いますか？」

このことを突き詰めていけば、ある程度でも標的顧客を絞れることと思います。

　

 

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速さこそ質

１日２４時間は、誰しも平等に与えられた資源であり、時間の使い方を有効にするか否かで、あとあとの時間の使い方も大きく変わってきます。

時間の無駄づかいは、命の無駄づかいであるとも言われてます。

仕事における重視すべき３つの要素として、ＱＣＤ（品質、コスト、納期）は有名ですが、ものづくりにおけるＱＣＤとは別に、営業職やサービス業におけるＱＣＤのＤ（納期）については、単に注文した商品が手元に届くまでの時間ということではなく、問合せに対する回答の速さ、対応の敏速さということも意味します。

電話をかければ、３コール以内で相手が電話を取るかということも含め、お互いの仕事の時間をどれほど短縮化できるかが課題と言えば、わかりやすいかと思います。

勿論、物事に敏速に対応すべく、中身が雑になっては話になりませんが、いかに短い時間で相手が満足する対応ができるかということになります。

こう考えれば、「速さこそ質」とも言えませんでしょうか？

社内外問わず、限られた就業時間内でその日の仕事を終えるべく、「速さこそ質」を意識されてみては、いかがでしょうか？

 

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情緒的ベネフィットをいかにして見出すか

ベネフィットとは、目に見えない価値のことを意味しますが、ベネフィットには２種類あります。

１つは「機能的ベネフィット」と言われ、売り手が「ユーザーにとって、こういった機能があれば便利では！」となど、考えます。

ところが機能的ベネフィットは、実は同業他社が真似しようと思えば、できてしまうことも特徴です。

それゆえ、同業他社間で機能に大差が無ければ、単に価格競争になってしまうだけです。

もう１つが「情緒的ベネフィット」と言われ、その商品を買わなければ、決して得ることができない感情を提供しています。

ブランド品などは、まさに情緒的ベネフィットを提供しています。

カバンやハンドバッグなど、スーパーやホームセンターで、比較的安価なものを売ってます。

ところがブランド品志向の人は、シャネル、ヴィトン、グッチ等のブランドメーカーにこだわり、価格は二の次です。

価格よりも、そのブランドでしか得られない感情を欲しくて買います。

勿論、ブランドメーカー同士の競合もあるでしょうが、情緒的ベネフィットを見出せば、価格競争に巻き込まれることはありません。

こういった事例のように、価格競争に巻き込まれない情緒的ベネフィットをいかにして見出すか、考えてみる必要はありませんでしょうか？

　

 

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