「冬がなければ、春の訪れはそれほどよろこばれるものではない。逆境を経験しないことには、成功もそれほど嬉しいものではなかろう。」
１７世紀アメリカの女性詩人で、アン・ブラッドストリートの言葉です。
確かに寒い冬があればこそ、春の陽気が一層際立ってよろこばれるのは、間違いありません。
一年中温暖な南の島であれば、もはやそれが当たり前となり、誰にとってもその温暖さ、春の訪れを、よろこぶ人はいません。
それでは、一年中温暖な南の島の気候のように、何ら辛いことも苦しいこともなく、平穏無事な人生だとすれば、実際はそのような人生に、よろこびを感じるのは難しいことかもしれません。
結局、平穏無事な人生は、幸せかと言えば、甚だ疑問になってきます。
それゆえ、人生に辛いことや苦しいこと、逆境があるからこそ、よろこびを感じることもでき、幸せにもなれるのではないでしょうか？
逆境を乗り越えれば、自分自身が成長していることも、間違いありません。
逆境に感謝かもしれません。
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