木材に関係する仕事をされてる方であればご存知の方も多いかと思いますが、ＦＳＣ森林認証制度という制度があります。
普段では聞きなれない制度ですので、一般的には認知度が低いように感じます。
何やら難しそうに感じますが、 ＦＳＣ（Forest Stewardship Council：森林管理協議会）とは国際的な森林認証制度を行なう第三者機関の一つです。
そもそも、「森林認証」という制度とは一体何かといえば、森林を適切に管理し、そのような森林から生産された木材を使って製品を作り、流通させ、消費者に届けるという、森林の望ましい管理方法と、その森林に由来する製品を認証する制度です。
ＦＳＣは、森林環境保全に配慮し、地域社会の利益にもかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材を認証するだけでなく、このＦＳＣのマークが入った製品を買うことで、消費者も世界の森林保全に間接的に関与できる仕組みです。
よって違法伐採したような木材には、ＦＳＣマークが入ることはありません。
ＦＳＣについての詳細は以下のサイトで公開されています。
http://www.wwf.or.jp/activity/forest/sus-use/fsc/index.htm
木材に関係する仕事をし、ＩＳＯ１４００１を認証取得されてる会社であれば、何かと関連事項は多いことと思います。
弊社の南大阪工場、三重工場ともにＩＳＯ１４００１を審査登録されてはいますが、工場内では木材加工は行っておりませんので、直接的に関わることはありません。
何はともあれ、弊社とは縁遠いような制度とはいえ、環境について考えさせられることが多く、勉強にもなるような制度です。
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