前回の「真似をして真似ぶ（学ぶ）」に関連する話です。
トリンプ・インターナショナル・ジャパンの元社長の吉越浩一郎氏は、ＴＴＰ（徹底的にパクる）を得意とされています。
パクるというと人聞きが悪いかもしれませんが、早い話が真似をするということです。
もちろん、他社の商品の企画や、製法をパクるということはしません。
他社の仕組みや、仕事に対する考え方をパクるということです。
「環境活動」、「ノー残業デー」、「元気の出る朝礼」など、どこの会社も機密にするほどでもないようなことであれば、他社の事例をパクって実践し、その結果自社の業績に反映されれば、それで良いのです。
ある程度は、自社の実情に合ったやり方にアレンジする必要もあるでしょうが、考えても思いつかないようであれば、ＴＴＰを実践してみる（そっくりそのまま真似る）ことも視野に入れようと、私は考えています。
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